北アルプスを望む風景が最高です。
大出集落から南に300メートル離れたところが蕨平という集落です。
西向きに開けた谷間にある集落で、かつてはスキー場があって賑わっていましたが、いまは閑寂な村です。
集落のいたるところから西方に白馬連峰やスキー場を展望できます。
山麓にはJR大糸線や国道148号とと並行して姫川の清流が流れていて、河畔から急坂をのぼって集落にいたります。
蕨平は、大きな尾根の中腹が西に向かって窪んでできた谷間にある集落で、蕨平橋で姫川を南に渡ってから急坂をのぼったところにあります。
蕨平という村落の名前は、いたって風雅な響きをもっています。
蕨平橋を南に渡って尾根懐を西にカーブしながらのぼる坂道が、蕨平集落に行く道路です。
のぼりかけた道の左端を探すと、獣道のような狭い道があって、崖ともいうべき急峻な尾根斜面を横切るように斜めにのぼっていきます。
それは、村の中心部にいたる近道で、樹林の縁を往く、観音堂への参道ともなっています。
集落までは勾配のきつい坂道ですから、クルマで行く方が楽ですが、有名な石仏群を訪ねるなら、運動靴かトレッキングシューズをはいてこの細道をのぼることをおススメします。
本当に近道で、思ったよりも楽に行けます。
蕨平観音堂の創建にかんする史料はないようです。
けれども江戸時代中期から大正時代まで、観音堂の住職は歴代尼僧が勤め、村人に読み書き算盤の手習いを教えたのだとか。
千国郷の古老からうかがった話では、昭和50年頃まで、村々の住民各個ごとに石仏を奉納するのが昔から長い間の習わしになっていたそうです。
財ある者は、たとえば高遠石工――南進の高遠から来た熟達した石工たち――に依頼して精巧な彫りの石仏をつくり、財なき者たちは自ら彫った場合もあるのだとか。
石仏を奉納するのは、家の当主が代替わりしたときとか、出産や死没、婚礼、庚申講の年回り、自然災害を受けたときなどとか、時折々に応じて、慣習的に定まったさまざまな場所に奉納安置したようです。
北アルプスを望む風景が最高です。
毎年4月から5月に何度か来ますが大好きな場所です。
田んぼに水がはられたら北アルプスが映ってまた美しいです。
昔ここに寺子屋があったのかと色々想像しました。
白い馬の写真はランドマークです。
(原文)白馬攝影必到地標。
名前 |
蕨平石仏群 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
4.1 |
2022-10-16 初訪問。
ハイランドホテルの先を少し登って行くと、石仏と祠があった。
駐車場が無いので、戻ろうとしたら,地元(ご近所さん)が、車庫前に停めていいよと、声をかけてくれた^ ^。
道路から下って1分。
六時蔵のような石仏と、奥に、えらく存在感のあるお地蔵さまの居る祠があった。
ほんと、地元のお爺さんが居るような雰囲気^ ^;。
ご挨拶して、撤収〜。
車を置かせて頂いたお礼を伝えて、戻りました。