武蔵国都筑郡の郡衙跡。
長者原遺跡は、武蔵国21郡の1つの役所跡、都築郡衙と考えられる遺構が発見された遺跡。
都築郡衙は東名高速を挟んで東西に広がり、規模は約200m四方に及ぶと考えられています。
現在遺跡は開発によって破壊され、荏田猿田公園の一角に説明板があるだけで、現地にその面影はありません。
出土した遺物は、郡衙を復元した模型と共にセンター北駅にある横浜市歴史博物館においてみることができます。
なお神奈川県内では古代郡衙跡は、川崎市高津区にある武蔵国橘樹郡衙とされる橘樹郡衙遺跡群、鎌倉市にある相模国鎌倉郡郡衙跡とされる今小路西遺跡、相模国高座郡衙跡とされる下寺尾官衙遺跡群などが見つかっています。
武蔵国都筑郡の郡衙跡。
荏田猿田公園の領域以上の広さがあった。
東名高速建設で遺跡半分は未調査のまま破壊されました。
郡衙は役所に相当し、正殿・脇殿のほか税を保管する倉や宿泊用の施設などもある大規模な政治拠点。
郡衙は移転を繰り返す傾向がつよく、ここのように場所が特定されたのは稀です。
名前 |
長者原遺跡 |
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ジャンル |
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電話番号 |
045-978-2323 |
住所 |
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関連サイト | |
評価 |
3.6 |
ちょっとさびし~い…もう少し何か…お願いいたします…。