南の方に現在の出雲の集落がみえる。
ダンノダイラから見下ろすと、南の方に現在の出雲の集落がみえる。
明治の初期までこの山上の隠された場所に出雲の人達がよりそって暮らしていたようだ。
天壇の跡と見られる小高い場所もあったり水路のあともある。
磐座はさして大きくはないが、しめ縄が張り巡らされ、今でも信仰の対象になっているようで一見の価値ありだ。
奥不動寺の裏手を行くと道が左右に分かれ右は不動寺側から上がって来た道の様で途中三輪山の結界に出くわす。
当然そちらへは尾根伝いに三輪山に行けるのだろうがそれをすると天罰が下る!そちらへ行かず直進すると裏手からの道に合流スギ林の中の快適な山道を歩いて、かって白河地区の出雲族の人々が集合したダンノダイラの跡に出る。
現在は桜井市の説明版が、かっては平地だったであろう山中にあるだけである。
この道を進んでいくと白河地区へと下って行くのだろうが、途中木の合間から上方に磐座が見える、ここにたどり着きそのまま直登すると(かなりきついが)尾根筋に出て大和盆地の南方を眺望し、尾根筋を進むと途中、林道と合流、巻向山山頂の側を通り不動寺に出る。
(削除されてしまったので、記憶をたどって書いてるが写真のみならず文章も必ず取っておこう、いつ消されるかわからないので)
奈良県桜井市にある日本最古級の神社、大神神社。
かつてそこは出雲王家の分家である登美家と初代天孫の海部家・尾張家の支配地域であった。
もう一つの天孫降臨の伝承を持つ物部氏と、天のヒボコの子孫、タジマノモリの連合軍により三輪山は奪われ、出雲族は東の当地、ダンノダイラに逃れたとされる。
その後、現在の出雲の地に遷るが、麓の十二柱神社は大神神社と同じく本殿を持たず、山が御神体となった。
この磐座は大神神社の山頂にあるそれと同義であるとの事である。
現在でも出雲地籍側の奉斎がなされる。
三輪山はその後、野見宿禰により奪還され、その際に太陽の女神から男神に祭神が変わった。
故に東出雲王家の事代主・大物主が祭神になっている。
何気ない普通のハイキング道に、突如として現れる神秘的な空間。
名前 |
ダンノダイラの磐座 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
4.7 |
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古代大和出雲族の村 西から天壇 集落の真ん中を流れる小川 そして東に聳える20メートルの磐座 南の集落から登ると徒歩15分の急坂 巻向不動寺からだとフラットなのでそちらからGooglemapでは巻向不動寺までの道が違うので気を付けて下さい 2020 5月現在。