結論的には素晴らしい山城である。
中世豪族の十市遠忠が築いた山城。
南城と北城が有り、北城が本格的な山城の様。
展望は南城ですね。
こちらはもう一つです。
北城本丸跡はかなり広大な広さ。
結論的には素晴らしい山城である。
とにかく広大だ。
南城と異なり北城の整備はあまりなされておらずワイルド。
途上看板が全くなくどこが主郭部やら・・・って感じなので山城ビギナーの方にはおススメできない城跡。
龍王山城跡の石碑の右横から登城する、土塁やら南虎口等の遺構・説明板がある。
そこをさらに登っていくと堀切っぽい遺構がありその右手が曲輪(辰巳の櫓)、左手が主郭部。
主郭部に登ろうにも基本道がない。
主郭部は広いフラットな空間、少しコの字型になっている変わった曲輪。
本丸跡のすぐ下の曲輪である「時ノ丸」ほか60分ほどぐるぐるしたものの、一般的に言われている遺構である大堀切やら五人衆郭にはたどり着けなかった。
おそらく私の登城ルート以外のルートでの登城が必要なのでは、って感じ。
広大すぎるのでいずれまたじっくり訪問したいね。
駐車場は石碑の手前に5台ほど停めれるスペースを作ってくれているものの途上の道はとっても狭い、車の退避スペースがほぼ無いので運転に自信の無い方はご注意あれ。
一番印象的だったのは上述の辰巳の櫓から登城ルートが俯瞰できるようになっており、監視・攻撃目的にはうってつけのロケーションであった、そういった戦略的な事を考えつつ登城する、っていう楽しみにある城跡だね。
諸君の健闘と益々のご発展を祈念しつつ筆を置くこととする。
静かな城跡 時間をかけてゆっくりと歩きたい。
南城より標高が50メートルほど低いためか、土塁でしっかり守られており、現在でも本丸に近づくのには難儀する。
奈良盆地の北部を睨む要害だ。
名前 |
龍王山城(北城)跡 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
4.1 |
2023年1月22日訪問。
南城跡に登った後に、北城跡に。
馬池の登り口から登ったけれど、あと少しの所で踏み跡が無くなり、最後は斜面をよじ登ることになりました。
眺望はあまり良くなくて、木製遊具に登ると少し奈良盆地を見下ろすことができます。
その他の所からは、全く景色は見えません。
城跡は広くてあちこちにベンチも設置されているけど、登山道がよくわからない為か、ここまで訪れる人は少ない様に思います。
とてもひっそりしていましたね。
1周回っても下山の道が分らず、藪をかき分けて下ってきました。
ご存じの方がいれば教えて頂きたいです。