親切に対応していただきました。
岡谷蚕糸博物館 シルクファクトおかや / / / .
蚕の繭を糸に繰る工程を経て生糸となる。
明治時代に始まり、生糸は昭和初期の日本の最重要輸出産物であった。
岡谷は近代製糸業発祥の地として一時は国内生糸生産の1割を占めたそうです。
岡谷蚕糸博物館には、これまでの手作業による繰糸に始まり、これを機械化する過程を歴史史料として展示。
また幾つかは近代化産業遺産として認定されています。
西洋からの輸入品であった機械を自らの知恵と工夫で改良させ国産化した先人の努力に頭が下がります。
産業の近代化を知るに有意義な時間を過ごせました。
また博物館には現役の工場(宮坂製糸所)が併設されており、実際の繰糸作業が目の前で見学できます。
ミュージアムショップも博物館オリジナル商品があり、お土産探しも楽しめました。
平日9:30頃に訪問。
私たち以外に来館者なし。
工場見学として実際に繭から糸を紡ぐ工程を見させて頂きました。
目視や指の感覚で糸を操り紡いでいく様子は本当に凄かったです。
たまたまテレビの撮影が来ており見れる所が限られていたのですが、そばにいた紳士が絹や蚕について丁寧に教えてくださいました。
特別に機械を動かしてくれたり、シルク石鹸と化粧水を体験させてくれたりと、おかげ様で大変充実した工場見学になりました。
ありがとうございます。
あとで調べたらそのお方は宮坂製糸場の宮坂会長でした。
お世話になりました。
製糸工場が併設されている興味深い博物館です。
ミュージアムショップに色々売ってましたが繭玉も1個単位で売って欲しいかも。
5館共通券で入るとかなりお得です。
松本から静岡へ帰る途中、岡谷の町に立ち寄り、こちらの博物館へ。
ここへ立ち寄ってとても良かったです。
まず、昔ながらの製糸工場内を見て、女工さんたちが繭を扱う様子を生で見ることができました。
さらにこの町の養蚕・製糸工業の明治以降の発展と戦後の変遷を学べました。
さらに本物のお蚕さん(3齢)を見ることができました。
館長さんのユーモアと豊富な知識、学芸員さんのわかりやすい説明など、見学だけでなくお話を聞くとさらに楽しい施設です!つぎはファットバイク、乗ってみたい!
まゆからできる方法や蚕糸からできる洋服など様々な様子が分かりました。
特に大きな機械で蚕糸を操っているのはびっくりしました。
製糸の過程や繰糸器の構造、発展についてよく分かりました。
複数の人が「この博物館は女工哀史やああ野麦峠に触れていない」と言っていますが、当たり前です。
まず、岡谷で行われていたのは「製糸」であり女工哀史の「紡績」ではありません。
ああ野麦峠の作者は左翼であり、真実を展示する博物館にフィクションを置かないのは当たり前です。
製糸機械が並んでるだけでなく手作業実演、機械実演、生きてる蚕が繭作ってるのも観れるとは。
外の植木は桑。
個人的には星6つを付けたいぐらい(笑)。
歴史的な製糸機械の動態保存って、ここだけじゃないんでしょうか。
世界遺産に登録された群馬県の富岡製糸場にも機械は保存されていますが、ただ置いてあるだけなので、どこが、どのように動いて生糸を生成するのか全く分からなかったのです。
稼働状態の自動製糸機は初めて見ましたが、上部にある糸の巻き取り装置が結構な勢いでグルングルン回っていて驚かされました(笑)。
そんな複雑な機械を用いる近代生糸産業ですが、ロクな産業もない維新後の農業国家日本の、重要な輸出品目として外貨のほとんどを稼いでいた時代もあったのです。
実は生糸の代金があったからこそ海外から最新の軍艦や大砲を買い込むことができ、日露戦争で勝利をおさめたようなものなのですよ。
我々は生糸に感謝しても感謝しきれませんね(笑)。
日本の生糸の輸出は戦前は長らく世界一位の座にあったのですが、その秘密は生糸の「品質」にありました。
機械の進化の内容も含めて製糸業の歴史に少し触れたいと思います。
では「良い生糸」とは何でしょうか?。
それは太さが均一で、変なネジレやクセがなく、ひたすら真っ直ぐな糸の事です。
何故それが重要かと言うと、糸の太さにムラがあると布にする際に自動織機に負担がかかり調子が悪くなり、ましてや糸にダマが存在すると糸が切れ機械が止まってしまうからです。
簡単に「真っ直ぐ」と書きましたが、元はカイコという生き物が吐いたタンパク質ですから、太さもクセも千差万別で、それらを撚り合わせて太さを均一にし、なおかつ真っ直ぐの状態にするのは至難の技なのです。
そこは凄腕の女工達が繭の特性を見抜き、糸が同じ太さになるようにカイコの吐いた繊維の数をリアルタイムで足したり間引いたりして調整し、なおかつ互いにクセを打ち消すように撚り合わせるなど高度なテクニックが使われていたのです。
コレは手先の器用な日本人でないと難しいかも(笑)。
品質の高い日本製生糸を用いると、織機の故障も減って稼働率があがり、また糸の抵抗が少なくて織るスピードを速くできて、仕上がりも美しかったのであっという間に中国産・ヨーロッパ産の生糸を駆逐して世界シェアNo.1に躍り出たという訳です。
ただこの方式では女工さんの手腕によって品質にバラつきが出てしまいます。
また輸出用生糸の検査は厳密を極め、女工さんへのアンケートでは8〜9割の人がコレに泣かされたとあり、ハネられる不良糸も多かったようです。
この熟練の技を機械に移植するのが至上命題であり進化の歴史なのです。
生産量をあげるには繰糸機を多連装にすればいいのですが、糸の太さを揃える方が難題でした。
単純に撚り合わせる繭の繊維の本数を同じに調整するだけでは、同じ太さを保つことが出来ません。
長年の工夫の結果、昭和30年に技術の画期があって湿度や温度の変化に強いガラスの小円盤の間に糸を挟んで太さをを検出し、自動で糸に繊維を継ぎ足す「繊度感知器」が開発されて機械は完成の域に達しました。
これらの苦心の作も博物館には丁寧に展示されているので、是非ご覧になって下さい。
機械好きにはたまらない工夫の数々だと思います(笑)。
話は変わりますが「女工哀史」等で、長時間労働などブラックな印象の強い繰糸工ですが、アンケートでは確かに仕事はキツいし品質検査には泣かされたが、食事はご飯.味噌汁が食べ放題で給金も良く、8割の女工が「来て良かった」「また働きたい」と答えているのが印象的でした。
逆に言うと、田舎の農村での労働は昼夜もなく寝食もままならない非常に厳しいもので、それよりは現金収入もあるし、まだマシだったんでしょうね(笑)。
マンホールカード貰えます。
入館料かかりますが、無料のコーナーもあります。
生きてる蚕が見られたのはなかなか無い体験で勉強になりました。
ギア付き自転車がヘルメット付で500円で一日、レンタルできます。
電動アシスト自転車もあります。
スタッフの接遇は親切スマートです。
施設も新しく綺麗である。
展示物も岡谷の歴史が、解りやすく展示されており、お子さまでも楽しめると思います。
養蚕を丁寧に展示されていて素晴らしいです。
建物も清潔、土日には体験可能な作業もあり。
日本の近~現代の工業史を学べます。
レンタサイクルを借りましたとても親切にしてもらい、昼食の場所の相談にも乗ってもらえました。
来てみたいと思いながら、なかなか機会がなく、やっと来れました。
分かりやすく、見応えがありました。
シルクを使った石鹸などの商品や、シルク製品などかなりお値打ち価格で販売させていました。
蚕糸産業の歴史がわかりやすく紹介されています。
実演で糸を紡ぐ様子が見ることが出来ます。
当時の女工さん達の写真も見ることが出来ます。
蚕糸産業の歴史の中で発展の動力となった女工さんの記録もあると良いなと思いました。
例えばどの辺りからどのようなルートで長野県岡谷まで女工として働きに来てたのか?その時の苦労話とかもビデオ等で放映出来ると良いけど年齢的にみえないか。
岡谷のシルクの歴史を色んなコーナーから見て感じる事が出来る。
現在の工場も見学出来る。
機械がなかった時の工女さんが手で蚕を紡いでたと言う所も実演していたがこちらは興味深かった。
実演もあり想定より見所多く勉強になる。
レンタサイクルでお世話になりました!受付の方も職員の方もとても親切で、利用料金も破格の安さ!そして自転車は三種類(シティ、マウンテンバイク、ファットバイク)から自由に選択可能!必ずまた利用したいと思います。
次回は博物館の中にも入ってみたいです。
和服が好きなので楽しく見学できました。
繭から実際に糸を引く作業なども見れます。
シルクの歴史や人の手により繭から糸口を探して巻き取る様子などが見れて勉強になりました。
ファクトリーショップではシルクのマスクも販売されていました。
岡谷は養蚕とシルク生産で栄えた町。
その歴史が展示されている貴重な博物館。
子供が小学生の頃ここに連れてきたことがある。
夏休みの課題にしたのかな。
石岡市にも昔ありました。
独特の匂いが懐かしいです。
民間と市が協同経営してるんだってさ。
工場ではベテラン女工さんによる絹糸作りを生で見ることができます。
虫が苦手な人にもぜひ見ていただきたい。
館長さんが自ら来館者に個別に説明や質問の受付をしてくれており非常に有意義な社会科見学になりました。
確か、数十年前まで市内には繭蔵が沢山あったのに一つも残せなかった市民、行政の文化なんだろうな〜こんな体験して何になるんだろうと思うまだ、富岡製糸場で工場見て体験するって素晴らしいと思う。
素晴らしい。
資料、機械の展示も充実していて、実際に繭から糸にする体験も出来る。
また、現在稼働している所も間近に見ることが出来る。
日本が近代化して世界一になっていく様子が良く判る数少ない博物館。
実際に糸を紡いでいて、高温多湿の過酷な仕事だったと分かります。
また、実際に当時と同じやり方で繭玉から絹糸を紡ぐ体験も無料で出来ます。
読み物の資料も沢山ありますが、昔の国内外の機械や、道具などの展示物も充実しています。
順路通りに行くと、最後にお土産屋があります。
ここのシルク石鹸はお気に入りです。
諏訪湖サービスエリアにも置いてありました。
実演であわ立ちなどを体感することも出来ます。
12:00~13:00は会社がお昼休みの為、作業の婦人達も休憩に入るので、紡いでいる姿を見られませんのでご注意を。
富岡との関係や地元岡谷についての展示、そして何より蚕糸業の歴史を垣間見れる。
実際紡いでいるところを間近で見れる。
なかなか興味深く面白い。
とても綺麗な施設。
ミュージアムショップには、シルク製品はもちろん岡谷のお土産物も置いている。
岡谷市と富岡市は姉妹都市。
富岡製糸場の施設の一部はここから貸し出されている。
実際に稼働可能なほど状態が良い設備が保管されているのが特徴。
実演は株式会社宮坂製糸所が担っているが、ここでの作業で実際に製品が出来上がっている。
つまり、普通の工場見学のルートが博物館内にあるようなもの。
以前はこの場所に通産省の生糸に関する研究所があった。
それが市に移管となり、以前岡谷市民病院の場所にあった蚕糸博物館をここに移設し合体して現在の形になった。
親切に対応していただきました。
お蚕さんから生糸を生成する、珍しい実演が見られます❗ 各種年代物の機械も見物です。
国内屈指の絹糸工場。
施設内で桑の木の栽培から蚕の飼育、繭からの糸取りまでを行っており、また、国内で唯一人の手によっての糸取りを継承していて、さらにこちらの様子を間近で見学ができる。
その他、絹糸にまつわる歴史関連の展示、企画展示もあり、施設のハイグレードと共に、岡谷を訪れた際はぜひ立ち寄りたい。
駐車場もたいへん広く、クルマでの訪問も楽。
併設するショップでは、かなり珍しいシルク石鹸も廉価で購入することができる。
名前 |
岡谷蚕糸博物館 シルクファクトおかや |
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ジャンル |
/ |
電話番号 |
0266-23-3489 |
住所 |
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営業時間 |
[月火木金土日] 9:00~17:00 [水] 定休日 |
関連サイト | |
評価 |
4.2 |
素晴らしい施設だと思います。
繭から製品になるまでが解りやすく展示されています。
蚕糸の歴史や技術、文化を学ぶことができます。
蚕の生態や繭の作り方、実際に蚕糸の製造過程を生で観られる展示もあり、蚕糸製品も売られています。
繭から糸を取り出す作業を生で見られます。
ここは行く価値あります。
他の施設とのお得なセット券も売られていました。