直登に近くヒイヒイ言って攻城しました。
城跡めぐりと言うよりは登山です。
標高592メートルの山頂には神社が鎮座しており古城の雰囲気に包まれています。
関守口から登りましたが入口から20メートルで右折して道を外れ、直登に近くヒイヒイ言って攻城しました。
入口付近が杉の葉で分かりづらくなっているので注意です。
ちゃんと道はあり700メートルで西側の郭に着きます。
郭は逆T字型で底辺の一の字の部分に小さい郭が連なっています。
堀切は小規模なものが少し。
東の端に行くと渡良瀬川や国道122号が見え、逆T字の先端に下りて行くと駐車場があり、戸屋沢橋登山口からの未舗装林道に繋がります。
この駐車場から本郭までは500メートルなので、ここからが一番楽です。
但し未舗装林道は若干ガレてて、深砂利の部分もあるので、オンロードのバイクはちょっとイヤかも知れません。
戦国の昔、この辺りは交通の要衝でした。
いまでも、桐生から沼田へ抜ける道が通じていますが、上杉謙信は越後から上州への進撃路とし、また北条は沼田の真田を攻略するために、地元の黒川衆を案内に立てて、山道を踏み分けて行きました。
その地にある五覧田城は、当然のことながら争奪の対象となり、ある時は謙信のものとなり、またある時は北条、さらに金山城の由良氏のものとなりますが、最終的には黒川衆の一人である阿久沢氏が手にしたようです。
まさに戦国時代を象徴するような、目まぐるしい争奪戦の舞台となったのでした。
眺望が素晴らしいという城跡に、ぜひ立ってみたいと出かけたのですが…案内板のある場所から、登るに従って道は狭くなり、木の枝や落石が散乱して、車の通行ができなくなったので、途中で断念して引き返しました(^_^;)徒歩で登る時間が無かったので、またいつか行ってみたいと思います(^_^ゞ
名前 |
五覧田城跡 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
2.9 |
周辺のオススメ
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北条氏に属した山城で、阿久沢氏などが入っていた。
1574年、上杉謙信が攻略したが、同年に北条方の由良国繁が奪還した。
今は山上の駐車場は使えず、高橋口か関守口からの登山になる。
倒木を乗り越えたり潜ったりの険しい登山で11月末でも汗だくになった記憶。
堀切がよく残る。