神社の境内を囲む水堀がとても美しい城跡。
駐車場は無いので、多分隣が公民館かなんかだと思うので、そちらへ。
毎日のように近くを通っていたのですが、こんな場所に城跡があるとは知りませんでした。
大室城は白井長尾氏の長尾憲景によって築かれ、家臣の牧和泉守、牧弾正が城代をつとめていたといいます。
しかし、所領問題で彼等は北条氏に反発。
北条氏直の命を受けた金山城主、由良成繁の圧迫によって、城を明け渡す羽目となりました。
その後は幾人もの戦国武将が城主となり、江戸時代には、前橋藩主酒井重忠の家臣である石川氏が城を守ったということです。
本丸跡は神社になっていますが、境内には東神沢川に架かっていたという太鼓橋が復元されていました。
また、この地域から太平洋戦争に出征して散華した方々の、印象的な慰霊碑が建っていました。
石碑の正面には「花の命をかけし男にアア父母」という句が大書され「大空を引き裂いて命を捨てた」…無惨な文章が刻まれていました。
裏面には一人一人の名前が…。
こういう碑は丹念に読んであげることが供養になると思います(;_;)/~~~
神社の境内を囲む水堀がとても美しい城跡。
名前 |
大室城跡 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
3.8 |
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大室公園の西に有ります。
主郭に神社が有ります。
土塁に水掘りが有りました。
長尾憲景の属城で牧和泉守、同彈正らの城と思われる。