眺望が良いので休憩するのにお勧めです。
登山道は標高2550m前後で森林限界を越え周りをハイマツに覆われたガレ場の登りになり、これを登り切ったところで道は南向きから西向きに進路を変えます。
灌木の間をゆるゆる進んでゆくと石の遺構が散らばる「八合目御来迎場」の広場に出ます。
ここは尾白川の登山口から標高差1900m登ったところで、西側には甲斐駒山頂がいよいよ目前に眺められ、五合目から七丈小屋手前のハシゴの連続に苦しめられてきた身にとっては「ああやっとここまで来たか」と嬉しくなりますが、気を抜いてはいけません。
ここからが山頂直下のクライマックスである岩稜帯の始まりなのです。
岩稜帯には鎖場が何箇所かありますが個人的にはそれよりも岩溝状の部分を登るところが一番いやらしいと感じます。
山頂までの標高差は300m。
あと一息とは言いかねるレベルです。
現実は厳しいですね。
名前 |
八合目御来迎場 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
4.7 |
背丈より少し高い巨石が立ててあり、設置の労に歴史を感じました☺️