新発田藩が参勤交代の度に立ち寄った別邸。
旧知事公舎から眺めた庭園に癒やされたので、巡ってみると時代が一変して茅葺き屋根の屋敷らしきものが現れました。
しっとりした、なにか癒やされる所です。
決して豪華ではなく、観光という華やかさはないのに魅力があるのはどうしてでしょう? ひっそりとした自己主張もいいものだなあ~。
無料で拝見できて、監守さんが説明してくださったり、茅葺きのための焚き火にホッコリ癒やされたのも良い思い出になりました。
人の温かさに触れたいい日になりました。
ありがとうございました。
歴史の重みを感じさせる茅葺きの趣ある建物です。
今では住宅地にある公園内の建築物みたいな感じですが、かつては、初代新発田藩主、溝口秀勝公が新発田城を整備改築するまでは、ここで生活し、後の歴代新発田藩主が参勤交代の際、必ず、準備の為に立ち寄った歴史ある場所です。
それにも関わらず、きちんと管理され、しかも入館は無料なのは、嬉しい限りです。
見学、利用される時は マナーを守っていただきたいですね。
入場は無料です。
初代藩主溝口秀勝が新発田入封の際、到着地であった五十公野の地に仮住居をかまえて、築城と領内経営の構想を練ったのが五十公野御茶屋の始まりと伝えられています。
その後、3代藩主宣直がこの地に別邸をかまえ、4代藩主重雄のときに、幕府の茶道方で遠州流の茶人縣宗知を招いて庭を造り、別邸を茶寮としました。
歴代藩主は江戸への参勤交代の行き帰りにここで休息し、旅装を整えたり、ふだんは重臣にも開放し茶会を催したりしていました。
御茶屋は洗練された数寄屋造りの建物で、全般に木柄が細く簡素繊細な作りです。
夏座敷2部屋は思い切って解放的に造られ、庭園を十分に鑑賞できるようにつくられています。
庭園内の樹木は諸国の名所の種苗を取り寄せて植えたものといわれ、「心」の字をかたどったといわれる池を配し、なかに美しい赤松を植えた島を浮かべ、周りに築山をめぐらした池泉廻遊式庭園です。
「同じ幕府の茶道方の縣宗知の指南の下に造られながら、それぞれ異なった趣の庭園が良好に保存されている越後を代表する大名庭園」として評価を受け、平成15年8月27日付けで「旧新発田藩下屋敷(清水谷御殿)庭園及び五十公野茶屋庭園」として国指定名勝となりました。
秋の紅葉シーズンに訪れましたが、武家が造った庭園を部屋から眺めるのは良かったです。
豪農の館の庭園と比べて侘び寂び趣きがあって大変癒やされました。
入館料も無料で案内もして頂けます!是非一度訪れてみてください!旧新潟県知事公舎と合わせて観光するのが良いと思います!
自分の田舎に、こんなに素晴らしい所が有ったなんて‼️茶屋の中から眺める庭園は手入れも行き届いていて最高です。
薪で燻された木材の色合いや、炉、歴史を感じます。
茅葺き屋根も現存していて、茅葺き屋根の職人さんも、全国でも数人しか居ないので、出来る限り維持して欲しいと願います。
旧県知事公舎と一緒に見学出来ました。
『ん?ただの茅葺きの建物?』と思ったら…係の方が丁寧に説明してくださり、その建物がどんな建物なのか?新発田藩の凄さなど知ったら『ほほぉ‼️』ビックリ😆 回りにはたくさんのもみじや樹齢300年の松があったり素晴らしい✨ その中に段々と色が変わるもみじがあるそうです❗今日はまだ緑でしたが紅葉したらまた見に行きたい❗ それと、建物の近くに行ったらぷーんと炭を焼く匂いが…係の方が入り口脇の部屋で囲炉裏に炭を焚いていました。
茅葺き屋根や建物の材木を守るのに炭を焚いて煙を燻すそうで、真夏でも毎日の仕事だそうです😆 真夏は40度超えるとか😅 ご苦労様です✨✨
名前 |
五十公野茶屋 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
4.5 |
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風光明媚な古民家に癒やされます。