多賀城跡で古代を感じる。
市川橋遺跡の特徴
住宅街の中に位置し、遊歩道に面した遺跡です。,
南面一帯に広がる多賀城跡の重要な遺跡です。,
西側には山王遺跡が隣接する歴史的な地域です。
住宅街の中にあって、南北大路(遊歩道)に面した一区画が草地になっており、その角に市川橋遺跡の案内板が立っています。
この案内板の地図を見ると、市川橋遺跡というのは、北は加瀬沼公園に届こうという所(利府町との境界)から、南は樋の口大橋(高崎)までの広い範囲に及びます。
この案内板付近からは橋脚が発掘され、南北大路の途中に幅7メートル、長さ21メートル以上の橋が架かっていたことが分かったそうです。
これが、名称の由来かと思ったのですが、そのことについては何も書かれていません。
市川橋といえば、広く分布するこの遺跡の中程で、砂押川を渡る橋に同じ名前を認めることができます。
多賀城跡の南面一帯に位置する遺跡で、西側に隣接する山王遺跡とともに古代の地方都市が発見された遺跡です。
これまでの発掘調査によって、南北・東西大路を中心に方格に区割りされた道路跡、国司の屋敷跡や河川跡とともに水田や畑の跡が発見されているほか、木簡や漆紙文書、当時の竹製の横笛や琴の部品、また人物が描かれた人面墨書土器などが出土しています。
現状住宅地です。
名前 |
市川橋遺跡 |
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ジャンル |
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住所 |
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関連サイト | |
評価 |
4.0 |
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宮城県多賀城市にて市川遺跡を観る。
住宅地に有る遺跡で芝生広場になっています。
奥には、漏刻(水時計)を復刻した広場があります。
多賀城跡の南面一帯に位置する遺跡で、古代の地方都市が発見された遺跡です。