甑炉型鋳銭釜で歴史を学ぼう。
甑炉型 鋳銭釜の特徴
江戸時代の通貨を造るための鋳銭釜が展示されています。
塩竃神社の名前の由来を伺える場所として知られています。
三段の構造を持つ産業遺産として歴史を感じることができます。
昔の炉が展示しています。
昔のものも朽ち果てない物なんですね💦
銅や鉄の通貨(江戸時代のお金)を造るための材料を溶かす釜です。
使用方法が重ね合わせて米などを蒸す甑(こしき)に似ていることから甑炉型と呼ばれている。
3段構造になっていて、上段から銅や鉄を入れて、中段から風を送り、下段から溶けた銅や鉄が出てくる仕組みとなっている。
上中下段の3段がそろって保存されているのは産業遺産として貴重とのこと。
仙台藩は江戸幕府の許可をもらた銭座であり、中断した時期もあったが鋳造は明治維新まで続いたそうです。
三段から成る釜で産業遺産でもあるそうです。
塩竃神社の名前の由来が伺えます。
2021/12/30訪問。
先人の人が作りあげた歴史を感じます。
塩を精製して神に供している神社は、こちらと伊勢神宮が有名です。
塩は人間にとって必要なもので、岩塩の殆ど産出しない日本では塩は海から運ばれ、そこに道ができます。
御神体を存じなくとも、その御利益のみを求めて神社に訪れる方が多いと聞きます。
興味がございましたら下記をお読み下さい。
塩竃明神様は御名を事勝国勝長狭(ことかつくにながさ)、またの名を塩土老翁(しおつつのおじ)と言われます。
御尊父は伊弉諾尊(いざなぎのみこと)です。
塩竃明神様は神武天皇を東国に導いた方です。
また、彦火火出見尊(ひこほほでみのみこと)に温かい言葉をかけ、海神豊玉彦の宮に導いたのも塩竃明神様です。
宝物館の手前にあります。
まあ、こんな感じかという印象です。
名前 |
甑炉型 鋳銭釜 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
3.8 |
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甑炉型(こしきろがた)鋳銭釜。