京都伏見稲荷神社より正一位稲荷大明神として勧請しま...
御祭神 宇迦之御魂大神辰巳稲荷神社由来明治二十七年(1894)三月一日、京都伏見稲荷神社より正一位稲荷大明神として勧請しました。
大正十五年(1926)四月十五日、旧渋川町町民多数の寄進に依り渋川駅前に本殿及拝殿を建立、昭和四十二年(1967)三月十五日、駅前区画整理事業により現在地に移転しました。
本殿建設当時の趣意書当町辰巳稲荷は下郷羽鳥年太郎氏代々家神として信仰厚き稲荷にして今を去る数十年前同氏御尊父神託を蒙る所あり之を渋川町東南の鎮めとして祀り其の神徳を大衆に迄及ぼす可きを霊感し遠路京師に至り伏見に参行し正一位の位許を得て帰来し現時の所に祭祀を営みけり。
然るに日進月歩の歳月は昔時夢にも想はざりし地勢の改変を来し鉄道の越路を指して計画せらるるや附近一帯は停車場敷地に卜され今や只小石碑に依りて僅かに其の所在を知るに止まれり社祠の荒廃うたた恐懼に堪えざる所あり。
私事頃日病を得て起居能はず既に半年に及びたるも先夜遇々辰巳稲荷大明神夢枕に顕現せられ信仰に依り平癒の幸を授けんとの霊験を得爾来、日と共に快方に赴き既に又青々たる天地を拝する事を得たりき。
依って来る四月十五日祠を新たにし祭祀の事を行い衆と共に斯の徳を頌せん事を祈願せり。
希くは敬神の諸郷之に替して此の画を大ならしめんことを。
大正十五年三月(神社案内板より)社殿前の石碑は大正十年(1921)に羽鳥家で建立した屋敷神様当時のものです。
名前 |
辰巳稲荷神社 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
3.3 |
敷地は狭いですが、存在感がある神社でした。
ホテルたつみの隣にあります。