神町東の若木山(133)の南麓にある。
平和を祈り 戦争遺構の「若木山防空壕」へ来た。
隣接するのは「陸上自衛隊神町駐屯地」で、太平洋戦争中の昭和19年(1944年)に「神町海軍航空隊」として設置され、予科練の操縦教育の基地であった。
昭和20年の終戦後は米軍が進駐、日本に返還される昭和31年(1956年)6月まで「神町キャンプ」として駐留し、敷地の拡張整備がされた。
返還された同年12月に青森の第20普通科連隊が移駐、『神町駐屯地』と名前を変え、平成28年(2016年)に駐屯地創立60周年を迎えた。
現在神町駐屯地は、第6師団を統括する師団司令部をはじめ、師団隷下9個部隊、東北方面隊直轄6個部隊、大臣直轄2個部隊があり、約2600名の隊員がいる。
この防空壕は、昭和18年ごろから掘り始められ、造成当時は16箇所掘られたという。
未完成のまま終戦を迎え、南側山麓の6カ所が現存して残っている(案内板では四カ所と記しているが数えてみると六カ所あり、入口は六カ所という意味であろう)。
戦争の悲惨さや命の尊さを後世に伝える戦争遺跡として、平成22年3月「市指定史跡」に指定された。
悪天候の為近くの若木山(おさなぎやま)の散策はできなかった。
若木山は東根市の回りは平野でぽつんとした山で、公園整備されている。
若木神社があり、疱瘡(天然痘)の神様として知られている。
若木山防空壕は東根市役所の南方、神町東の若木山(133)の南麓にある。
昭和19年(1944)から造成され当時は16箇所掘られたという。
戦争遺跡として平成22年3月16日、東根市の史跡文化財に指定されている。
地元の方に防空壕があると聞いていてもたってもいられず来てみました。
すぐ横の神町駐屯地は向かいは滑走路だったということで、予想どおり旧軍が整備した...整備途中で終戦を迎えて米軍が使ったという。
自衛隊の方は中まで入ることがあるそうですけど、中を覗き見ることも出来ませんでした。
名前 |
若木山防空壕 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
3.7 |
終戦時は未完成でしたが、内部はものすごく丁寧に作られております。
神町地区は、空襲があり使用されたとのことです。