その前の年に亡くなっていたことを知る。
西茶屋街に行く途中に偶然通りがかりました。
ご子息の中に同じ異国暮らしの方がいらして、それをきっかけに浄土真宗の歴史にまつわる色々なお話を聞かせていただけました。
子供の頃に、ある他物派の偉いお坊さんに、優秀でも人格の問題で人生を失敗すると言われたトラウマがあったのですが、そこの宗派は年長者や既存の権威を重んじるところですから、その庇護を求めるのでなければ、もっと自由にあるがままを捉えていけば良いと思いますとの趣旨のお言葉をいただけました。
おかげで30年間続いた呪縛が解けた気がします。
ありがとうございます!ドイツで靴を買いに行きます!
松尾芭蕉の「塚もうごけ我が泣く声は秋の風」の句碑があり、それは、自分を慕う金沢の俳人、小杉一笑に会いに来たのに、すでに亡くなっていたのを悼んで詠んだ句。
小杉一笑の句碑もあり、この寺は小杉家の菩提寺でもある。
忍者寺で有名な妙立寺の途中にポツンと佇んでいます。
門をくぐると、あまり手入れされていない庭がまた別の趣を感じさせます。
忍者寺よりこっちの方が好きだなぁ。
由緒ある寺院で小杉家の墓があります。
お寺の外回り、複数の色の石が丁寧に積み上げられた石垣がモザイク模様のようで美しい。
イベントでたまたま訪問したのですが、立派な本堂で驚きました。
驚くべき歴史もあって、もっと知られても良いと思いました。
奥の細道の旅で芭蕉は会いたいと思っていた小杉一笑が、その前の年に亡くなっていたことを知る。
元禄2年7月15日、金沢到着の日のこと。
金沢市・願念寺の山門横に芭蕉の句碑が建っている。
芭蕉来訪地 小杉一笑墓所 つかもうこけ我が泣聲は秋の風 芭蕉 松尾芭蕉慟哭の一句で、この願念寺で開催された追悼句会で詠まれたもの。
この寺は小杉家の菩提寺で、境内に〔一笑塚〕も建っている。
妙立寺の横にあります中に入っちゃいけない雰囲気なので外から覗いてみただけです。
奥の細道で松尾芭蕉が金沢を訪れたのは1689年のこと。
金沢では小杉一笑という蕉風の未見の弟子と会うことを楽しみにしていたが、実は前年に死んでいたことが知らされた。
そこで、芭蕉が来訪したことを機会に、一笑の追悼会が開かれた。
場所は一笑の菩提寺であった願念寺。
この句会で芭蕉と弟子の曽良はそれぞれ次の追悼句を詠んでいる。
「塚も動け我泣声は秋の風」(松尾芭蕉/奥の細道)「玉よそふ墓のかざしや竹の露」(曽良)芭蕉の金沢滞在は10日間。
滞在中いろいろな句会が催されたらしいが、奥の細道に記載されたのは一笑の追悼会のみ。
「木一山」と号し、真宗大谷派に属する。
現代の真宗の本堂形式の典型的な建物。
名前 |
願念寺 |
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ジャンル |
/ |
電話番号 |
076-241-3359 |
住所 |
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評価 |
3.4 |
塚も動け 我泣声は 秋の風門弟一笑の死を悼んで心から 雪うつくしや 西の雲 一笑。