海だったことを想像しつつお参りさせていただきました...
源平合戦屋島古戦場の那須与一の扇の的の時、鏑矢を射掛けた駒立岩のすぐ横にあります社です。
塩釜神社(鹽竈神社)ですから御祭神は塩土老翁神、武槌神、経津主神だと思われます。
この辺りも瀬戸内海沿岸で降雨量が少ない瀬戸内海性気候で塩造りには大変向いています。
香川県では古くは縄文、弥生時代から藻塩製塩が行われた遺跡が沢山見つかっています。
ここ庵治町でも行われていた可能性があります。
記録に残っているのは安永年間頃に庵治浜村小夫除地絵図には池内才田に塩浜四筆と塩釜屋敷が描かれております。
明治三年の村勢一覧に塩屋釜一か所と記載されている事から、明治に入っても塩業が行われていた事が分かります。
阿波の斎田から製塩方法が伝わり才田の地名としたとされ同地に当塩釜神社が残っています。
名前 |
久通浜塩釜神社 |
---|---|
ジャンル |
|
住所 |
|
評価 |
4.5 |
かつてここが塩田、海だったことを想像しつつお参りさせていただきました大樹が祠を守っている神社です。