高鴨神社(上鴨)御歳神社(中鴨)当社の三社がありま...
鴨都波神社(下鴨社) / / .
とても境内地の広い神社です。
最近、出雲社の社が明治以来、復興されたとのことで活気のある神社でもあります。
摂社、末社も多く、ゆっくり参拝させてもらえます。
昔ながらの神社でありながら、参拝者も気持ちよく参拝できるように、綺麗に清掃も行き届き、花や木が整えられています。
季節ごとにも、自然を感じられます。
また御神木も400年の樹齢があり、大変立派です。
神さまとともに、時間をゆっくり過ごさせてもらえるとても気持ちのいい神社です。
車の場合、神社前の交差点の道路とても狭いので、見過ごしてしまうこともあります。
駐車場は20台ほど停められます。
綺麗なトイレが完備されています。
令和の世、悠久の時を経てなお、遍く信仰厚き神、積羽八重事代主。
今なお人々に深く信奉されるのは、当時の社会に有形無形相当なる貢献をされたのでしょう。
事代主のなかでも初代クシヒコさんとこのツミハさんは世紀の大仕事をなされたのだろうと想像に難くありません。
御二柱とも慈愛に満ちた方だったのでしょう。
お父さんの子守尊さんが大物主の時、ツミハさんが事代主になったと聞きます。
ちなみに積羽、都味歯とは西へ東へ巡回し、羽を積み重ねていくように見聞し、総意を構築する意だそう。
ご祭神はもうひと柱、下照姫。
忍穂耳さんを仕立てる/育てるの初代下照姫、ワカ姫さんなのか、アメノワカヒコさんの妹さんで裏天皇タカヒコネさんの奥さんの2代目下照姫、オクラ姫さんなのかどちらなのでしょう。
いずれにせよこの鴨都波神社さんは地域になくてはならない、信奉厚き神社さんと感じました。
駐車場、トイレともにあります。
近鉄御所駅より徒歩十分ぐらい。
平日に行った為か授与所が閉まっていて一体が静まりかえっていた。
薬の神様少名彦様のお社も修理中。
鴨都波明神御祭神積羽八重事代主神下照比売命由緒本社の御祭神は古く鴨都波八重事代主神と申し奉り、それは鴨の水辺で折目ごとに祀られる田の神という御神名で、弥生時代中期初頭、この葛域川の岸辺に鎮め祀ったのに始まる。
本社は高鴨社に対し下ともいい、鴨族の始まる鴨族の発祥地としてこの地方を治め全国に分布する鴨社加茂の源である。
御祭神は、宮中八神の一つとして尊崇され、神功皇后の朝鮮遠征や天武天皇の壬申の乱に御神託を授け給いし神託を受け給し神徳高き神にて延喜の制では名神社に列した古社である。
書き起こしました。
こちらの神社は本堂にはロープが貼ってあって覗いただけです。
事務所にも人はおらず御朱印は300円投入して書いてあるのを頂くだけでした。
普段はこんな感じなのかな。
大きくて立派な社務所もあり、お借りしたトイレもキレイに清掃されていました。
広い駐車場も無料でした。
きっと行事の時には賑わうんだと思います。
名前 |
鴨都波神社(下鴨社) |
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ジャンル |
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電話番号 |
0745-62-2176 |
住所 |
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関連サイト | |
評価 |
4.3 |
葛城の地に鎮まる鴨社としては、高鴨神社(上鴨)御歳神社(中鴨)当社の三社があります。
鴨都波遺跡と呼ばれ弥生時代の土器や石器などが出土し、高床式住居跡も発掘されていますが、弥生時代の中期始め、出雲から鴨一族(磯城氏)が葛城の地で農耕を広め神社付近に住みついたと考えられます。
主祭神は鴨都味波八重事代主神とされておりますが、カモツバヤエと呼称されていますが、本来はカモツバハエと呼称していたのではないかと考古学者の中で仮定されています。
その論拠は3代安寧天皇に古事記師木縣主波延の娘 阿久斗比売、日本書紀第1一書に磯城縣主葉江の娘 川津媛、4代懿徳天皇に日本書紀第1一書に磯城縣主葉江の男弟猪手の娘 泉媛、5代孝昭天皇第1一書 磯城縣主葉江の娘 渟名城津媛 6代孝安天皇日本書紀第1一書 磯城縣主葉江の娘 長媛とある。
磯城縣主葉江(ハエ)は4人の天皇の親の世代に1人いれば良いことになり、ハエの名が世襲名であった可能性は下がります。
磯城縣主葉江は弟磯城黒速(クロハヤ)の子である可能性が高まって、兄磯城を標高の高い高鴨に祀ったのではないかと推量されています。