名前 |
こつま南瓜塚 |
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ジャンル |
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住所 |
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関連サイト | |
評価 |
3.0 |
勝馬南瓜(こつまなんきん)塚。
もともとは「かぼちゃ石」と呼ばれていました。
表札の文字が薄れていて判りづらいところもあるのですが、願掛け石・撫で石として、古くからお参りされているとのこと。
この付近の特産品であったかぼちゃを模した石で、江戸時代に飢饉がおこったとき、勝間(こつま)村の農民達がこつま南瓜を食べ餓えをしのいだそうです。
太陽の光を浴びて育った栄養価も高く滋養に良い作物、食物の神様の豊授大神(とようけびめ)の御利益もあらたか、ということで願掛け石として据えられたようです。
塚の前を照らす灯籠2基がありますが、灯籠を献上した年が天保13年(1842年)と読めます。
いったんは撤去されましたが、昭和61年冬至に「こつま南瓜祭り」とともに復活しています。