鞍馬の貴船神社と関係があるのだろうか?
貴船神社は何度か行きましたが、深泥池の近くに貴舩神社が有るのは知りませんでした。
ひっそりとしていました。
けいおんの聖地であるマラソンコース沿いにある神社元々は貴船神社から遠いこの地方の人々が貴船の神様にお祈りできるようにと建立されたそうですが、今では近所の集会所として機能しているようでした。
細い京都府道40号沿いにあります。
以下、石碑にあった神社の由来を転載します。
深泥池貴舩神社の由来深泥池の旧鞍馬街道には保元二年(西暦一一五七年)に、京の六地蔵の一つ (みどろいけ)地蔵(現鞍馬口地蔵)が祀られ、室町時代には関所が置かれていた。
当神社の御祭神は高龗神(たかおかみのかみ) と申し上げ、雨水を司る神で古くから鞍馬山麓の貴船に鎮座せられる貴船神社の分社として、深泥池の農民によって、勧請したものである。
貴布禰総本宮貴船神社は平安遷都により、 皇居の御用水と人々の生活用水や農業用水である賀茂川の水源にあたる所から川上神(弥都波能売神(みずはのめのかみ))と水を司る高龗神が御祭神として朝野の尊崇が篤く、洛中からの参詣が絶えなかった。
しかし本宮への参詣に遠くて大変だったので、寛文年間(西暦一六六〇~七〇年頃)の十月二十三日に、御分霊が行われ、街道筋の当地に鎮座され、農耕をはじめ、住民の安寧、除災招福の守護神として信仰され、今日に至っている。
例祭は十月二十三日。
平成七年十一月吉日深泥池貴舩神社奉賛会。
鞍馬の貴船神社と関係があるのだろうか?
農業用水など水の神様 深泥池。
貴船社を勧請(分社化)した古社。
都の人が貴船神社まで遠いので鞍馬街道の坂の取っ付きに江戸時代に分社したとか。
ここから圓通寺まで坂越え、二軒茶屋あたりまで平坦ですがまた坂を上ります。
疲れたので小町寺に寄って市原駅から電車に乗りました。
この境内に祀られている秋葉神社の説明はぜひとも読んで欲しいですね。
しばらくは話のネタにできるでしょう✨
見どころはあまりないですが、この神社の創建理由は面白いと思います。
ある意味で昔の京都の民衆と距離が近かった神社だったんだなーて感慨深くなります。
アクセスですが車は不可で自転車やバイクならギリギリOKてかんじです。
There used to be a Miroku Bosatsu Jizo of 6 major Jizo pilgrimage housed near this pond. It has now moved to Jozenji of Teramachi / Kuramaguchi. There is another one called Midorogaike jizo at nearby shrine called Midorogaike Kibune Shrine today. Midorogaike Pond was considered a gate way for Demons and Yokai to Midorogaike Kibune shrine which is a branch shrine of famous Kibune Shrine in sakyo-ku. The shrine is located north of Midorogaike pond up on a steep hill. Don't miss to see this stone called " chikara-ishi = power stone ". It is meant to give you physical strength. This one probably has a connection to its festival of letting kids carry a portable shrine. ちから石( Trans-word+ : TGM Kyoto Guide )
名前 |
深泥池貴舩神社 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
3.7 |
京都上賀茂 #深泥池貴舩神社 は #旧鞍馬街道 沿いに鎮座。
江戸期の寛文年間に #貴布禰総本宮貴船神社 の水神(高龗神)を分霊して創建。
境内には火神(火之迦具土)の秋葉神社。
御由緒に #京つけもの #すぐき漬け の発祥の経緯 #深泥池 #役行者 #トンボ(ものづくりとことだまの国、2021年7月26日)