同名の王子が熊野本宮大社手前にもあります。
同名の王子が熊野本宮大社手前にもあります。
どちらも汚れを祓い、身を清めた場所ということらしいです。
碑がある場所からは海南の市街地がよく見えます。
菩提房王子より約20分ぐらいで到着します。
王子跡の看板が見えてから、山に入ります。
途中にたくさんのお地蔵さんがあります。
よく見ると阿州〔阿波〕って書いてます。
四国八十八ケ所霊場と関係かるのかな?••••それぐらいところどころに無数にあります。
祓戸王子に到着すると、海南駅方面が一望できます。
すごい いい所です。
また日限地蔵さんに出れます。
名前 |
祓戸王子跡 |
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ジャンル |
|
電話番号 |
073-484-2326 |
住所 |
|
営業時間 |
[月火水木金土日] 24時間営業 |
関連サイト |
http://www.city.kainan.lg.jp/kanko/midokoro/bunkazai/haraidooji.html |
評価 |
4.0 |
建仁元年(1201年)10月8日に、後鳥羽院の熊野詣に随行した定家もここを参拝している。
山の中腹といったところにあり、入り口からは欅の森をあがっていく。
勿論、落葉敷いた山道であり、昼間とはいえ少々暗い。
この時の熊野詣は往復に20日かかったそうで、他に院側近で、時の権勢を極めた内大臣源通親、後の関東申次になる西園寺公経らも随行し、後鳥羽院及び公卿殿上人、定家含めて15名という、ある意味政府首脳が、しかしこんな森の中に消えていき、20日も帰ってこないというのは単純に考えてヤバいのでは?とちょっと思ったりする。
しかしそれでも参拝した当時の事情も想像してみたい。
この先の藤代坂を定家は「攀じ登る」と表現しており、道に岩がゴロゴロしていて危ないと綴っているが、今でも変わらないようである。