参道の石は苔で滑りやすいのできおつけて。
月山富田城の近く。
飯梨川を越えて、向かい側にあります。
鳥居のわきに、矢中の松がありました。
参道は長く、苔むしていました。
鳥の声がなき響いていました。
静寂に包まれていました。
長い参道を抜けると、大きな門があり、その奥にありました。
かつての尼子氏の勢いを感じさせる、見事な八幡宮でした。
神主さんが、普段ではあがらない場所まで案内していただき、また歴史のお話もしていただきとても有意義に過ごせました。
とてもきれいで赴きありすごくおすすめな場所でした。
創建年代は不明ですが少なくとも奈良時代から祀られていた古社です苔むした石畳参道の両脇には杉や欅の大木が並び昼間でも薄暗く荘厳な雰囲気です本殿は三間社流造でかなり大きく多数の境内社が合祀されています拝殿の扁額は島根県松江市出身の政治家で内閣総理大臣も務めた人物若槻禮次郎による揮毫です。
ここまで巨大な神社がさほど知名度が高くないのは、さすが出雲と言うべきか。
ここまでの深い森が市街地にあるのは珍しく、参道の並木の荘厳さは県内屈指だと感じる。
しかし、何本も切られた大木の切り株も見受けられた。
台風での倒木は良くあるが、人間の諸事情で切るのだとしたらもったいない。
やむを得ない事情もあるのだろうが、極力、社叢が保存されることを望む。
クマが出るようなので、参拝の際にはくれぐれも注意。
壮麗な社殿群にも圧倒される。
彫刻の凝りようも見事。
足立美術館までお越しの際は是非こちらも。
立派な楼門の中が境内で、正面に社殿がある。
左手には、境内社の武内神社。
右手奥に、式内勝日神社。
古色の社殿と苔の緑の境内は、落ち着いた空気に満ちている。
川向う、東に月山(183.8m)があり、その山頂に勝日高守神社がある。
「高守」とは奥宮の意味で、当社境内の勝日神社は、里宮にあたる。
古事記にある以下の説話。
国造りの途次、少彦名命が常世の国に帰られ大国主命が一人思案していると、海中に光が現われ、「我は幸魂の神」と告げ、国土経営を助けられた。
その国土経営を決意をしたのが当地であり、欽明天皇31年、山頂に大国主命の幸魂神(勝日高守神社)を山麓に大己貴命(勝日神社)を祀ったのが創祀。
保元年間、平家の将悪七兵衛景清が富田の城郭を築くにあたり現在地に遷座。
その後、八幡信仰が盛大となり、八幡宮が本社となり、勝日神社は境内社となった。
明治の格付では、富田八幡宮、勝日神社ともに郷社となったが、同一境内に同じ社格では都合が悪いということで、勝日神社の社格は廃された。
勝日神社は、出雲国風土記に「加豆比乃社」とある神社。
階段下の鳥居の右にもう一つ鳥居があり、須賀社という社がある。
境内には多くの境内社があり、それぞれに狛犬も配され、よく祀られている印象。
中でも、本社社殿左の武内神社は、普通の神社に匹敵する。
境内右奥の勝日神社社殿も立派ではあるが、拝殿や垣はない。
神紋は『式内社調査報告』には五三桐、『神国島根』には三つ巴とある。
(2018/12)都会(?)の喧噪を離れ、静寂の中で澄み切った空気を吸いながら物思いに耽るには最適の場所です。
本当に苔むした石畳というものに久しぶりに出会いました(但し、注意しないと滑ります)。
訪れる際の留意点は三つ。
①滑ります。
②上からの落下物にも注意してください。
③熊の出没情報あり。
気を付けてください。
(立て看板に書いてありました。
)
知り合いが宮司様にとても良くして頂いたとのことで、車でお詣り。
川沿いの道から拝殿の北西にある社務所前に車を停めさせて頂きました。
参道の苔むした感じ、神門をくぐり境内の荘厳さ。
有名なお社でも無く(すみません)、期待していませんでしたが、素晴らしいと感じました。
お詣りを済ませて、社務所で宮司様に御朱印をお願いしたところ快くお受け頂けました。
月山富田城内のお社のお話し等をお教え頂きました。
その後、台風接近で開けてなかったという拝殿を開けて頂けました。
それだけで無く、拝殿内へと上げて頂き天井絵や奉納絵やお神輿などご案内頂きました。
本当に良くして頂き、心から感謝しています。
皆様にも、もっともっと知って頂きたい神社です。
勝日神社(かつひじんじゃ)【比定社】加豆比乃社【祭神】大己貴神 配祀, 須佐之男神、稻田姫神 【住所】島根県安来市広瀬町広瀬85【備考】富田八幡宮の境内社平成28年5月4日 参拝。
参道の石は苔で滑りやすいのできおつけて。
社殿ー県有形文化財。
創建は欽明天皇三十一年と云われる。
鎮守の森と苔屋根の社殿。
社殿も立派です。
日本らしい風景です。
立派な神社。
もっと有名になっても良いくらいだと思う。
建物の装飾も良くて、立派だった。
ただ、人が来なさすぎて、寂れてるから、もっと盛り上げて綺麗にしたい!
名前 |
富田八幡宮 |
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ジャンル |
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電話番号 |
0854-32-2654 |
住所 |
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関連サイト |
http://www.jinja-net.jp/jinjacho-shimane/jsearch3shimane.php?jinjya=6341 |
評価 |
4.3 |
風情のある良いお宮です。
苔むした参道の石畳も趣があって素晴らしいのですが、残雪のある本日は、トレッキングシューズでも滑りまくりました。
受験生はご注意ください。