小川原湖で探す、勝世姫の美!
小川原湖公園キャンプ場の湖岸に「玉代・勝世姫像」が立っています。
奈良時代の頃、都から父親を探しにきた姉妹がこの地にたどり着いた。
父は既に没していた。
二人の姫は別々の沼に身を投げて、姉玉代姫は姉沼の主となり、妹勝世姫は妹沼(現在の小河原湖)の主となった。
という伝説があります。
この像は、玉代姫は八甲田の恵みを仰ぎ、勝世姫は湖の安全と幸せを祈る姿ということです。
姉の玉代姫が左像で、妹の勝世姫が右像です。
小川原湖遊歩道を歩いていたらこの像を見つけました。
上北町駅近くにある玉勝温泉の「玉勝」はこの2人が由来なんだと、分かった時はなるほど!って新しい発見がありました。
JR上北町駅から徒歩で向かう場合は、駅を出て左折、線路沿いに進んでT字路に突き当たったら、再び左折します(踏切を渡ります)。
そこからはひたすら直進、大人の足で20分ほど歩くと、小川原湖公園中央入口にたどり着きます。
中央入口と言ってもけっこう地味ですが、湖畔沿いにこぢんまりした自然道(遊歩道)があるので、そこを右側に進んで15分ほどして湖の波打ち際(遊泳地)が見えたら、まもなくこの像に到着です。
この辺りは桜の名所でもありますが、観光名所というよりは地元の人達の暮らしに溶け込んでいる雰囲気の場所、のように感じました。
名前 |
「玉代姫・勝世姫の像」小坂圭二 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
4.3 |
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小川原湖の周囲。
玉代姫・勝世姫の像。