金刀比羅宮と一緒に参るべきお寺だと思う。
金刀比羅宮と一緒に参るべきお寺だと思う。
琴平町公会堂の前の道を左に折れて上がっていくと車で本堂の後まで行けます。
駐車場は数台分。
江戸時代は今の琴平宮こそが松尾寺であり、神仏混淆のお寺でした。
旭社は本堂で、境内には五重塔もありました。
金比羅とは十二神将の宮毘羅神将のことなのですが、明治の廃仏毀釈で、最も有力な院の僧侶が宮司となり、神社になってしまいました。
このあと金刀比羅宮と改称します。
松尾寺の仏像の一部と名跡は院の一つであったこちらのお寺で継いだようです。
同時に塔は破棄され、多くの仏像も捨てられました。
当時はお遍路の番外札所でもあり、今でもこちらのお寺で御朱印を頂けます。
明治の神仏分離以前は、金比羅大権現の神宮寺として金比羅信仰の中核に位置していた寺です。
しかし、「金比羅大権現」が神道の神としては認められず時の宮司は、この寺を分離して「金刀比羅神社」と改名。
大国主命と崇徳上皇をを祀る神社に転換します。
この寺は、ここに「移転」し「金毘羅大権現」を今でも祀っています。
海の神様とされ信仰されてきた「金毘羅大権現」は、現在の金比羅神宮には祀られて居らず、ここに祀られているというのが、この寺の主張のようです。
週に1~2回、丸亀から自転車でお詣りしています。
自転車ですから、必要経費は「お浄財」の十円のみです。
名付けて、これが私の「拾園、健康法」です。
金比羅さん行くなら、必ず寄るべき所。
2014/09/24 金丸座を後にして松尾寺に向かう。
境内に入ったら庭を掃き掃除しているご婦人に遭う(松尾寺住職夫人)。
本堂の場所を聞き、後でもう一度納経帳を持って来寺することをつげ本堂前でお参りをした。
朝食後、再度出向いた折に、本堂内陣にも案内されお勤めをさせていただきました。
もともと金比羅宮は松尾寺の境内にあったそうである。
象頭山松尾寺(ぞうづざんまつおじ)本尊は釈。
迦如来で開基は役行者宗派は真言宗高野派。
創建は大宝年間(701)である。
金比羅宮はもと、松尾寺の境内にある鎮守社であったが、明治の神仏分離令で、一躍”こんぴらさん”が琴平町の中心的存在になり、松尾寺は門前町の一隅を照らす立場となった。
「四国遍礼霊場記」では、金比羅権現を祀る寺を「松尾寺金光院」と記している。
金比羅宮と、本時の参詣をあわせて行うのが遍路の本旨であろう。
名前 |
象頭山 松尾寺 |
---|---|
ジャンル |
/ |
電話番号 |
0877-75-3612 |
住所 |
|
評価 |
4.2 |
金毘羅さんは人が混み合っているが、こちらは中々に寂れている。
裏側の階段は程よく苔生していて風情がある。