億岐家が社家として代々神職を勤めている。
入り口が閉まってて、少し不安でしたがチャイムを押すと対応していただけました。
妙齢なお姉さんが詳しく重要文化財を説明してくださいました。
個人的には、ここにしか残っていない駅鈴『隠岐国駅鈴』を見て音も音源からの、再生ですが聞かせていただいてとても良かったです。
宝物館で、お支払いしたあと、「今開けますから」とおっしゃられて、しばしのち、ゴゴォーと音を立てながら、扉が厳かに開き始める。
中で駅鈴のお話を伺う。
旅券のようなもの。
その様子を伝える絵を見ると馬上で、かなり振っている。
撮影禁止。
ご案内のあと、おとなりの民家へ見学は可能かとお訊ねしたところ、住んでおりますので、とのこと。
入れるのと入っていいのとはまた別。
こちらで話を聞いたあと、西郷東大橋の欄干の装飾の意味が分かった。
玉若酢神社の朱印を頂きました。
こちらには、全国で唯一、本物の【駅鈴】が残っています。
絶対に開けるなよと、代々受け継がれたもので、、保存状態も素晴らしく良いです。
動画で駅鈴の音色も聞く事が出来、レプリカのお土産も、重厚で良いい音がします。
紐を下にして振るとイイ音がします。
奥様が丁寧に説明してくださりました。
【駅鈴】は、日本の古代律令時代に、官命によって官吏の公務出張の際に、朝廷より支給された鈴の事。
駅馬の供与を受ける資格を証明するもの。
簡単に言うと、疲れた馬を乗りかえ、乗りかえ、移動するのに、これがあれば次の馬に乗れたのだ。
国の重要文化財であり、ここでしか見る事が出来ない本物なので、好きな人は是非見た方が良い!!
厳かな雰囲気です。
ここで御朱印書いてもらえます。
300円です。
玉若酢命神社の駐車場にとめて、神社、億岐家住宅、宝物館の順にまわりました。
億岐家住宅は中に入れないと書かれている方もありますが、自由に入れました。
重要文化財だけあって歴史を感じさせる建て方です。
中に入って正面にある柱には、尊王運動当時の刀傷が沢山ついていました。
どうしてこの柱に集中してるのか ? 右利きの人が多いからかなと考えていましたが、後で調べたら、押し入った時に誰もいなかった腹いせに刀傷、弾痕跡をつけたらしいです。
宝物館の受付には誰いもいなかったので声をかけたら、おばさんが出てこられました。
300円払って中に入ると、おばさんから一つ一つ丁寧に説明して頂きました。
ご子孫なのかもしれません。
中は撮影禁止。
億岐家住宅以外の重要文化財3点は、入場券に描かれています。
駅鈴は2 種類の音を録音で聴かせてくれます。
レプリカを貸してもらって鳴らしてみることもでき、二つの音色が異なることを実感できました。
この駅鈴の制度が現在の駅伝に繋がっていることを、今回初めて知りました。
庭先にある竹林には佛面竹という一風変わった竹があります。
下部が糸で締めた焼き豚みたいこぶこぶ模様になっています。
上の方は普通の竹と同じ。
なんで こうなるのか ?? おばさんに聞けば良かったな。
住宅は、現在も住まれているようで、入り口以外は、見れません。
駅鈴等の宝物拝観には、拝観料300円也。
丁寧な解説付きです。
玉若酢命神社の隣に建つ隠岐の島の古い家屋隠岐の国を治めた億岐家に伝わる驛鈴など重要文化財が展示されています。
(入館料300円)
玉若酢命神社は隠岐島後東部にある古社で、億岐家が社家として代々神職を勤めている。
本殿は、正面に茅葺の切妻屋根をみせる規模の大きな建築で、隠岐に特色的な形式をもつ。
随神門は、通路をはさんで、左右に向かい合わせて二体の像を安置する隠岐によく見られる形式をとる。
また本殿・随神門に関わる普請文書等の史料がよく残り、当時の造営の様子がわかる。
億岐家住宅は隠岐を代表する大型民家で、神棚をまつる「神前の間」や「ミソギベヤ」を持つなど、社家としての特徴を持つ。
玉若酢命神社は、神社と社家が一体となって良好な景観を残しており、価値が高い。
玉若酢命神社の宮司さんの家で、神社の社務所です。
重要文化財に指定されてます。
御朱印もこちらでいただきます。
入館・御朱印受付は、神社寄りの住宅ではなく、茅葺きの宝物殿側にあるため、ご注意ください。
神職の女性はとても気さくなお人柄です。
名前 |
玉若酢命神社 億岐家宝物館 社家億岐家住宅(国指定重要文化財) |
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ジャンル |
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電話番号 |
08512-2-7170 |
住所 |
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営業時間 |
[月火水木金土日] 8:00~17:00 |
関連サイト | |
評価 |
4.1 |
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江戸時代には全国で残った駅鈴は隠岐だけだったようです。