素晴らしい陶器の世界に圧倒されました。
砥部焼はどっぷりした白磁に呉須(ごす)というネイビーカラーの染料で絵付けしたものが象徴的な作品となりますが、他の多くの窯元と同じく元々は陶器も焼いていて近代的大量生産の波でどう個性を残して在るべきか悩まれたそうですね。
ここに民藝運動で有名な柳宗悦やバーナード・リーチが訪れ、過去の秀でたものを失くさないよう進言を受けて上記の特徴が守られたとのこと。
展示室は有料300円で内容も多くはないですが、焼き物好きなのでこの辺の勉強ができたのはとても良かったです。
砥部焼の展示を行っている施設ですが、砥部町にある多くの窯元の磁器の販売も行っています。
私が訪問した際には、1万円以上を購入すれば、1割引になると掲示されていました。
複数の窯元の商品を比べて、それぞれを少しずつ購入したいなら、こちらの施設で買うのも良いかもしれません。
それ以外にも、自転車の貸し出しも行っていて、1日300円というかなり安い金額で自転車を借りることができます。
窯元を巡るのであれば、丘の上にある場所もあるので、電動自転車を借りる方が良いと思います。
砥部町の条例の関係もあり、自転車を借りる際には、ヘルメットも一緒に貸してもらえます。
施設のメインはおそらく展示になるのだと思いますが、びっくりするようなものはありませんでした。
ただ、企画展示は季節感のあるもので、コーヒーやポンジュースも1杯100円でいただけるというとても良いものでした。
陶器に興味のある方は、一度行ってみてください。
販売もしていますし、江戸時代、明治時代の陶器の展示もあります。
色々な作風があり、飽きる事なく拝見できました。
バリアフリートイレあり。
車椅子でもゆっくり回れます。
安土桃山~江戸時代前期にかけての備中松山藩(昔の愛媛県松本~岡山県の一部を管轄していた)大名であり、さらに茶人、建築家、作庭家、書家として有名な小堀 政一が生み出した水琴窟の技術を活かし、上手く表現された陶器が受付ロビー近くの庭で、不思議な無料体験が出来ます。
様々な砥部焼の芸術作品が展示されている素敵な場所です。
イベントや企画展は主に2階、1階の常設展(有料)は砥部焼の歴史(陶器、磁器、道具)を見ることができます。
2階の、企画展示の会場に併設して窯元さんの砥部焼も並んでいて、購入も可能(無料展示)。
1階のロビーにも、各窯元さんの季節の新作やお節句など行事を意識した展示があります(こちらも無料)。
入口前の駐車場が混んでいる時には、少し歩きますが無料の駐車場もあります。
訪問した時は ダイナミックな花器が展示されていました。
焼き物の素晴らしさは勿論の事、展示のレイアウトが素晴らしく作品をより際立てていたと思います。
名前 |
砥部焼伝統産業会館 |
---|---|
ジャンル |
/ |
電話番号 |
089-962-6600 |
住所 |
|
営業時間 |
[火水木金土日] 9:00~17:00 [月] 定休日 |
関連サイト |
https://www.town.tobe.ehime.jp/site/tobeyakidentosangyokaikan/densan.html |
評価 |
3.7 |
砥部焼の購入もできます他のお店と比べて品の良い品が多いと思った。