かなり珍しい作りで一見の価値ありです。
参籠殿(さんろうでん) / / / .
かなり珍しい作りで一見の価値ありです。
「さんろうでん」と読みます。
県道沿いに建つ鳥居の横にある空き地にクルマを停めて、参道を200mほど上がってくると到着です。
山の斜面に13mもの束柱を建てて建物を支える掛け造りと呼ばれる構造で、京都の清水寺の舞台を思わせます。
ずっと以前から管理者がおらず、老朽化・荒廃して倒壊の危機にあった2014年、歴史的な建築物や遺産の保存運動を推進する米WMF(ワールド・モニュメント財団)により世界危機遺産リストに選定され、一般の募金や助成支援などを経て修復工事が完了しました。
この参籠殿修復活動は、ユネスコアジア太平洋文化遺産保全賞の2016年最優秀賞を受賞しています。
2022年5月、鳥居周辺の森が広範囲に伐採されました。
肱川の護岸工事に伴い県道が嵩上げされるため、工事の及ぶ範囲の樹木を全て伐採して、鳥居や常夜灯は奥に移設されるようです。
これから風景は大きく変わっていくのでしょう。
「空から日本を見てみようPlus」という番組で紹介されて初めて知り、数年後にてようやく参拝する事が出来ました。
懸造で、ユニークな意匠を持つ寺社といえば、坂東三十三観音の一つの笠森寺、鳥取県の三仏寺投入堂などを思い出しますが、少彦名神社の参籠殿も印象深い意匠だと感じました。
中に入って見学もでき、書き置きの御朱印も置いてありました。
窓からの景色も良かったですが、換気のために開けてあった窓から大きなスズメバチが入り込んでいましたので、ちょっと注意が必要かも知れません。
山の斜面に、よく建てたなぁ🙄🤔
素晴らしい建築技術です。
建物前で人はいないので箱の中にお金を入れて合格祈願、病気平癒などお守りが500円で買えます。
素晴らしい建築技術です。
建物前で人はいないので箱の中にお金を入れて合格祈願、病気平癒などお守りが500円で買えます。
改築して、あまり間がないようです。
時間がたてば、まわりと馴染んで、もっと良くなると思います。
名前 |
参籠殿(さんろうでん) |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
4.4 |
少し登った所に有りました。