南方熊楠が開発から守った野中の一方杉の大木がありま...
Quaint place
巡礼者の思いが!
熊楠先生に感謝。
比曽原王子と中川王子の間にある王子。
一方杉と呼ばれる見事な杉の大木と階段上の社殿があり、明治末期の神社合併により社殿や神木がなくなった王子の多い中辺路には珍しく、本来の王子の姿を見ることができます。
神社としては、明治42年に一度廃され近野神社に合祀となっています。
その際、南方熊楠が生態学の視点から杉の大木の保存を唱えましたが、3分の2は伐採され、階段沿いだけに残る杉木立になってしまいました。
その後、昭和25年には神社として復活しています。
滝尻王子から熊野本宮のほぼ中間にあたり、ここから熊野本宮まで7時間程度で歩くことができました。
南方熊楠が開発から守った野中の一方杉の大木があります。
上の枝の写真がありませんが、熊野大社の方に向けて一方向だけに枝が流れたご神木です。
巨木ファンお勧めのスポットですが、ご神木以外にもすぐそばにある野中の清水に水を汲みに県外からも車が来てます。
駐車場は少し離れたところにあります。
野中の清水との合わせての観光になります。
清水近くの道(決して道が良いわけではない山道)を10m程登ると継桜王子(とがのき茶屋)にたどり着きます。
階段を上がると立派な一方杉がお出迎えしてくれます。
その巨大に驚くのと熊野古道らしい癒やされる場所です。
雰囲気抜群です◆野中の一方杉と呼ばれる9本の巨木が境内を覆うようにそびえる。
この杉は神社合祀で伐採の危機にさらされたが、南方熊楠の反対によって保存されて以来今も残る熊野の木々の一つ。
ご祭神:天照大御神末社:金比羅神社(大物主神),秋葉神社(迦具土神),見明之明神社(見明し明神)明治合祀前の境内社:天満神社(菅原道真),八坂神社(素盞嗚命,軻遇突知神),明神社(見明し明神)
名前 |
継桜王子 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
4.7 |
巨木に出会える。
精霊との交信。