85.裁許橋アクセス:「鎌倉駅」裏駅(西口)下車、徒歩約6分。
江ノ電の改札がある鎌倉の裏駅(西口)を出て、市役所方面へと進み、市役所前の交差点を左折して進むと右手に御成小学校、左手に問注所跡碑(現在の裁判所)があり、さらに少し進むと佐助川に架かる裁許橋があります。
注意して歩かないと見逃します。
ちなみに、そのまま進むと地蔵堂の信号があり、そこに六地蔵があります。
この交差点を右側に進むと、鎌倉文学館、甘縄神明宮、長谷寺、鎌倉大仏、光則寺、御霊神社へと行くことができます。
近くに問注所があったため裁許橋と名付けられました。
裁判の結果、無罪放免となった者が渡った橋であることから、この名があると言われています。
問注所は、鎌倉幕府の裁判機関で、当初は源頼朝の御所内(大倉幕府)にあったが、言い争いや喧嘩が絶えなかったことから、二代頼家のときにこの場所に移転されたといわれてます。
御成小学校があったところは、発掘調査により奈良時代の郡衙(役所の中心)があったところと推定されています。
裁許橋は、古代鎌倉を走る主要道路沿いにあります。
下記の道路沿いには、鎌倉の歴史や逸話が多くあります。
何回かに分けて、是非、鎌倉散策を少しでも楽しんでもらいたいと思います。
(1).稲村ガ崎~極楽寺~御霊神社~(長谷寺・鎌倉大仏)~甘縄神社~六地蔵{分岐}(2).武蔵大路=裁許橋~問注所~(佐助稲荷神社・銭洗弁財天)~巽神社~寿福寺{分岐}~(英勝寺・浄光明寺・岩船地蔵堂・海蔵寺)(3).横大路 =窟堂道~鶴岡八幡宮~宝戒寺~筋替橋~大倉幕府跡~源頼朝墓~(4).六浦道u003d大御堂橋~(勝長寿院跡・伝源義朝.鎌田正清墓)~荏柄天神社~(覚園寺)~鎌倉宮~(護良親王墓・永福寺跡・瑞泉寺)~歌の橋~杉本寺~報国寺~浄妙寺~一条恵観山荘~足利公方邸旧蹟~明王院~~大慈寺跡~大江廣元邸址~光触寺~大江稲荷神社~十二所神社~梶原大刀洗水~朝比奈切通へ*場所(地域)を絞って効率的な散策をお勧めします。
名前 |
裁許橋 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
3.7 |
佐助川にかかる橋。
鎌倉時代に罪人が処刑場に向かう際にこの橋を渡った事からその名がついたとされています。
興味のない方はそこが橋だと意識せずに通過してしまうほど小さく目立たない橋です。