名前 |
岸谷庚申 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
4.0 |
岸谷庚申は昭和47年(1972年)12月に改修されています。
道路拡幅で石積みからコンクリート壁に変わっていますが、階段の勾配が急なのはその影響なのでしょう。
庚申講の満願で建てられた像です。
この庚申塔は青面金剛像が建てられています。
三猿が彫られていますから街道筋の道標としての意味があります。
上の庚申塚や横浜商大付近の庚申塔、駒形天満宮を経由すると松蔭寺に達します。
更に建功寺にもつながり、東海道の裏街道を歩く事になります。
この庚申塔は本来、民間信仰なのですが、龍泉寺との関わりにより明治政府による石塔破棄を免れたものでしょう。
集積度合いの高い神奈川区と比較して鶴見区は分散された庚申塔になっています。
路傍のままの状態で各地にある石像を見られます。