名前 |
小野神社 鐘楼 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
2.5 |
信濃国二之宮「小野神社」(塩尻市)は、JR中央本線「小野駅」から徒歩約15分の国道153号線沿線で、かつては一つの神社だったと伝えられる「矢彦神社」(上伊那郡辰野町)に隣接し同じ社叢に鎮まる旧社格「県社」の神社だ。
その「小野神社」に1564(永禄7)年「武田勝頼(1546~1582/『武田信玄』の次子で諏訪氏を継いで『高遠城主』となったが信玄の没後家督を相続した)」が戦勝祈願のため「小野神社」へ寄進したという梵鐘を納めるため造られた「鐘楼」がある。
現地掲示に梵鐘は「青銅製、周五尺二寸、丈三尺」で、鐘銘について「刻字は針刻で浅く、細い楷書で、その書体は素朴で美しい。
文章も立派であるといわれ、この文中に武田勝頼の寄進した鐘であることが記されている。
」と案内される。
なお、梵鐘は1974(昭和49)年8月28日「塩尻市指定文化財」に指定されているという。