曹洞宗 臥龍観音飛騨三十三観音霊場九番。
飛騨観音三十三の一寺。
書き置きの御朱印あります。
拝観等は、出来ませんでした。
今度は絶対に開花の時期に行くぞ❣️
御朱印を頂きに訪れました。
臥龍桜が、すぐ側にあります。
大幢寺には『坐禅石』という高山市指定の天然記念物があります。
境内に上る階段を上りきったところにあるのですが、立て札によると面白い言い伝えが書いてありました。
それによると、「大幢寺の本寺である高山の雲龍寺の開山、了堂真覚和尚がいつもこの岩の上で坐禅を組んで修行しておられた。
ある時、白髪の翁が現れて、『われは一の宮の神であるが、今、法を求めてここに来た』と申された.和尚は佛国単伝の正脈を授けまいらせた、翁は殊の他満足されて『如何にしてこの報恩に報いん』と申されたので、和尚は『前の宮川の流れが滝のようで読経の妨げになるから、神の御力によって、音を止めて頂きたい』と申し上げると『それはいとも易きこと』と云って忽ち姿が消え失せてしまった。
やがてあじめに命じて川の水を地下に潜らせられたと云う。
それ以来、寺前の流れは伏流するようになった。
あじめは一の宮の神のお使いの魚として村人は捕獲したり食べたりはしない。
」(宮川のアジメドジョウと坐禅石)実際に一ノ宮を流れる宮川には水がなく、伏流水となって地下を流れています。
大幢寺には臥龍桜を始め数々の逸話があります。
桜を愛でるだけでなく、歴史のあるお寺の趣きやそういった伝承を知ることもなかなか楽しいものです。
一之宮町を流れる宮川は伏流水となっているのですが、それにまつわる言い伝えがこのお寺にはあります。
また樹齢1100年以上と言われる臥龍桜もあり、ありし日の、群雄割拠、栄枯盛衰、下克上…現在までの出来事を見て来た生き証人でもあります。
大幢寺はそんな桜の老木と共に歴史を見つめて来ました。
そう思いながら本堂を見ればなにやら感慨深いものを覚えずにはいられません。
曹洞宗 臥龍観音飛騨三十三観音霊場九番。
臥龍桜と一宮の地を見守る場所に位置している。
飛騨三十三観音霊場代九番札所。
名前 |
大幢寺 |
---|---|
ジャンル |
|
電話番号 |
0577-53-2033 |
住所 |
|
評価 |
3.7 |
飛騨観音霊場 九番札所 曹洞宗 十一面観音菩薩。