許曽志(こそし)神社猿田彦の生まれた地。
許曽志神社の御祭神は、猿田彦命と天宇受売命です。
ご夫婦で祀られているのですね。
表の道から参道に入り、初めに鎮座するのは、かなり大きな狛犬です、そこからさらに進み、階段にさしかかると、狛犬ではなく。
狛鶏が鎮座しています。
その奥には、階段を挟んで向き合っている狛猿が鎮座しています。
米俵の上に腰かけた雄猿は、お父さんでしょうか、徳利とお猪口を持って切なさそうな表情を浮かべています。
一方、雌猿は赤ちゃん猿を抱いて、雄猿を咎めるような憂いを含んだ表情をしています。
この表現は、個人的な受け止め方で、不謹慎かもしれませんけど、なにかドラマチックなストーリを想像させる傑作狛猿だと思います。
許曽志(こそし)神社猿田彦の生まれた地。
石段の途中や上に、猿の石彫や雞の石彫があり、出雲中でも大変特徴がある神社 @古代日本正史 原田常治著P289
名前 |
許曽志神社 |
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ジャンル |
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住所 |
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関連サイト |
http://www.jinja-net.jp/jinjacho-shimane/jsearch3shimane.php?jinjya=6317 |
評価 |
3.8 |
二間×二間の大社造。
装飾のない正統的大社造。
背面宇豆柱が側柱より太く外に少し出ている点、礎石から棟木まで一本で通している点も正統。
床下中央に心御柱ありしかも他より太い。
廻縁四周。
階隠本殿より独立、但し縁柱を使う。
正面、階隠囲われて不詳。
銅板葺。
建立年代は『島根県近世社寺建築緊急調査報告書』県教委(1980)では明治13年(1880)とされている。
随身門あり。