名前 |
板鼻宿木嶋本陣跡 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
4.0 |
板鼻宿は鎌倉時代から交通の要衝でした。
陸奥へ向かう東山道と、鎌倉へ向かう鎌倉街道が交差し、多くの人々が行き交いました。
健久3年(1193年)源頼朝は巻き狩りに向かう途中、この板鼻を通ったと記録されています。
また、雪の夜に佐野源左衛門を訪ねて、鉢の木を燃やして暖を取るもてなしを受けた旅の僧(実は北条時頼)も、この板鼻を通って佐野へ向かったことになっています。
交通の要衝であっただけでなく、この板鼻には大聖護国寺をはじめ、多くの寺社があったことから、僧侶や商人なども集まり、活況を呈しました。
戦国時代になっても、上杉氏や北条氏は板鼻を重視し、宿の入口には木戸を設けて出入りを厳重に監視しました。
その繁栄は江戸時代まで続き、宿場町として賑わいました(^_^ゞ