その土地に根付く知恵がここにある。
こちらがほんもの?でしょうが、同じつくりは奄美パークでも見られます。
大和中学校の近くで大きな道沿いですぐ気づくでしょう。
もうこの倉は他の場所ではほぼ見ない。
奄美の伝統建築様式『高倉』高倉を集落の外れに密集して建てるのを『群倉ぼれぐら』と言うそうです。
その群倉を当時のまま保存しているのが大和村のこの施設です。
ほかにも島内、奄美博物館などにも残っています。
弥生時代の高床式倉庫、奈良の正倉院などと同じような構造です。
カンナがけして滑りやすくネズミの登りにくい柱。
風通しの良い構造など…集落の外れに建てたのは火災の際に巻き込まれない。
田畑に近いことでの能率UPだとか。
今では現代建材、瓦葺のモノをたまに島内で見かけます。
大和浜の群倉(ぼれぐら)は有名。
奄美大島をめぐると割と至る所に群倉を見ることができるが、5棟がまとまっているのはここだけ。
湿気の多い奄美大島で穀物を保管するため高倉形式になっていて、ネズミなどからも守れる形式となっている。
じっくり見学すると色々と昔の人の知恵が忍ばれる。
通沿いにあり、見学しやすいです。
その土地に根付く知恵がここにある。
通りすがりに!
名前 |
群倉 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
3.6 |
解説を読むと理解が深まります。