名前 |
野都合神社の大楠 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
4.5 |
高松自動車道大野原インターで降りて国道11号線を東に走り2つ目の信号を左折して工業団地の北東側の三差路に大木が見えます。
この大木が野都合神社の大楠です。
この大木の下に野都合神社の小さな祠と楠木を祀った祭壇と南無妙法蓮華経の石碑が建っています。
楠木の樹齢は千年以上と云われて樹高は30メートル、幹周り7、2メートル有ります。
幹の2メートル辺り分岐し大枝を四方に伸ばし樹冠を作っている。
この地には伝説が残っています。
源平合戦(屋島の戦い)で敗れた平家、平友章の重臣 佐衛門佐重忠の一族数十人が船で待避中に本隊から離れ2日間波間を彷徨っているうちに燧灘の山田沖にたどり着き陸地に一本の大木が見え、地元住民に助けん求める為、上陸し大木を目指します。
陰暦の2月、寒い夜で飲まず食わずの状態で一夜を過ごすが翌朝には将兵達一族皆命果てた。
そんな彼達を土地の人々が哀れみ、この大楠の下に一族の墓として「賢霊塚」を祀ったとのことです。