名前 |
十瓶山 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
3.3 |
「むかし、この地方に長者が住んでいた。
黄金を10個のつぼにいっぱいつめて、この山のあちこちに埋めた。
それから十瓶山というようになった。
埋めた場所には目じるしとして、サカキ(一説にはアセビ)の木を植えたそうである。
このサカキをめあてに、その付近を掘り返すと金のつぼを掘りあてるだろうと言われていた。
」(『綾南町誌』より)──────────────────その金のつぼを掘りあてて長者になった人が、馬酔木(昭和地区にある小字)に地蔵堂を建てたという昔話もあり。
こっそり埋めたはずの瓶の数が山の名前になるほど皆に知られているというのが面白い昔話です。
登ったことはありませんが、整った円錐形の美しい山です。