早く出来上がれば、未来は変わるかも!
建物外観は見ました。
中は、まだ見れないです。
スーパーカミオカンデと同じで凡人の私には何ができて、何が解明されるのか?わかりません。
しかし、人類の叡智を結集して研究を進めていただきたいと思います。
Like Super-Kamiokande, I as an ordinary person cannot understand what this huge facility can do and solution.However, I would like to ask you to proceed with your research with the collective wisdom of mankind.
なかなかすごかった。
早く出来上がれば、未来は変わるかも!
名前 |
次世代放射光施設 |
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ジャンル |
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住所 |
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関連サイト | |
評価 |
4.5 |
東北大学の青葉山の新キャンパス内に建設中の巨大な実験施設です。
2023.7.25-26に一般公開されました。
施設の概要は「ナノテラス」で検索できます。
輝度の高いX線を物質に照らして物質の性質を測定する装置ビームラインを、円柱形の加速器実験施設を取り囲むように同時に複数設置できます。
特にナノメートルの大きさのものを測るのに適したX線の波長なので、ナノを照らすという意味で、ナノテラスと命名されました。
光速に限りなく加速(3GeV)した電子を、円形(多角形)の蓄積リングと呼ばれる真空のパイプのなかで、多角形の角の位置に置かれた磁石によって電子の運動の向きを変えるとき、磁場に垂直に円運動する電子の軌道の接線方向にX線が放出されます。
これをシンクロトロン放射と呼びます。
次世代施設と呼ばれる理由は、多角形の辺の部分に磁石をSNSNSNと等間隔に並べ電子をジグザグ状に運動させると、複数の磁石の位置から放出されたX線が干渉効果によってさらに強め合うという、アンジュレータやウイグラーという装置を利用しているからです。
初期の超巨大(kmの大きさ)な放射光施設に比べ電子の加速エネルギー(8GeV)を小さくして、軟X線と呼ばれる波長の長いX線を放出します。
加速エネルギーが小さい分施設の大きさをコンパクト(直径110mの大きさ)にすることができました。
発生するX線の波長が長いことを利用して、創薬や医療への応用、また企業への物質開発に利用できるようになり、東北地方の産業の発展につながることが期待されています。
現在は、工事現場付近は立ち入り禁止になっています。
青葉山キャンパスのビルの高いところからは、すでに完成した施設の外側の形を見ることができるらしいです。
Youtube にもナノテラスの動画があります。
地下鉄東西線青葉山下車徒歩15分です。
巨大な建物は見ることができます。
2024年に稼働開始です。