2024.03.31中之坊庭園「香藕園」で中将姫誓...
とても素敵なお庭のある中之坊。
いろんな種類の植物が植えられています。
訪問した時は、ちょうど牡丹の花が見頃でとても綺麗でした。
霊宝館には中将姫ゆかりの品などが飾られており、見ごたえがありました。
拝観料にプラス500円で、素敵なお庭を見ながら抹茶がいただけます。
また違う季節にも訪れてみたいです。
2024.03.31中之坊庭園「香藕園」で中将姫誓願桜が可憐に咲き始めています。
中将姫誓願桜は岐阜県岐阜市大洞にある願成寺の境内にあるバラ科サクラ属のサクラで、ヤマザクラが突然変異して生まれた栽培品種のヤエザクラです。
カバザクラなどと同じく自然交配で生まれたサクラとしては1本しかない極めて珍しい品種で1929年に国の天然記念物に指定され、命名は奈良時代の中将姫の伝承に由来する。
中将姫が継母からの迫害を逃れるために各地に落ち延びるうちに病で倒れ、願成寺に安置されている観音菩薩に祈願したところ快復したことから、後世の女性の守護を祈って桜を植えたという伝承があり、今でもこの桜に祈ると婦人病に霊験があるといわれている。
中将姫は奈良時代に當麻寺で出家し、「當麻曼荼羅」を一夜で織り上げたと伝えられ中将姫ゆかりのお寺が縁で2017年2月に奈良県・當麻寺中之坊の庭園「香藕園」に原木から接ぎ木で枝分けした苗が植樹され、初めて岐阜県以外で植樹された誓願桜となった。
花弁の数が20~30枚と多く八重咲きで、小輪の淡紅色の花を咲かせます。
中之坊は當麻寺最古の塔頭で、東塔を借景とし心字池を中心とした桃山期の名庭として片桐石州公が現在の姿に改修し大和三名園のひとつとして数えられる「香藕園」や、中将姫ゆかりの宝物などを収蔵する霊宝館があります。
書院の一部でお抹茶をいただくことができ、庭園に咲く桜を眺めながら一息つけます。
写佛道場には、150枚もの壮麗な絵天井があり巨匠・前田青邨をはじめ近現代の有名作家による作品が飾られています。
第4代将軍・徳川家綱の茶道指南役であった片桐石州公が作った茶室・丸窓席も千利休とまた違った独創性があり面白いです。
牡丹で有名な當麻寺ですが桜の季節も、また違った魅力のある寺院です。
「不思議の寺」と呼ばれる當麻寺。
ご本尊は曼荼羅。
白鳳時代の東塔と西塔がそのまま残るのは日本で唯一ここだけ。
その両塔も山懐の生い繁る緑の中。
いくつもの仏教宗派が混在する寺。
中将姫伝説。
聖徳太子伝説。
役行者伝説。
大和の西、極楽浄土の入り口と言われた二上山の麓。
陀羅尼助丸由来の地。
中之坊院主の語ってくださる當麻曼荼羅「絵解き」の不思議な調子。
折口信夫の「死者の書」の舞台。
荘厳な宗教劇でもある「煉供養」。
何も知らずに立ち寄ると、ひょっとしたら奈良のはずれのひっそりとしたお寺に思えてしまうかも知れません。
ですがゆっくりとその境内で時間を過ごし、またその不思議なエピソードを知れば知るほど、強い魅力を放つお寺に思えてきます。
さだまさしさんもその魅力にひかれたお一人で、よく立ち寄られると。
中之坊さんでは、抹茶が飲めたり、當麻曼荼羅(複製)の前で、写経や写仏もできます。
絵解きを聴かせていただくには、前もってご連絡を。
院主の松村實昭さんも素敵な方です。
そして、中之坊さんのお庭ももちろん、それぞれの塔頭では四季折々の花が楽しめます。
とても広く、ゆったりと廻れます。
御朱印をお願いしている間に、すぐ横の施設を拝観出来ますが有料です(笑)駐車場が有料なのがマイナスポイントかなぁ。
當麻寺の子院のひとつで、當麻寺の中でも一番多くの御朱印があります。
中には縁日や写経することで授与されるものもあります。
庭は東塔と撮影するととても良い写真が撮れます。
客殿の天井画は外から戸を開けて、拝観することができます。
當麻寺での中でも中之坊は真言宗。
中将姫にまつわるお堂や文化財が多く見る事ができる。
入ると陀羅尼助の工房などがある。
庭と東塔との風景は美しい。
お庭は後西天皇を迎えるために片桐石州が見立てて作ったもの。
そんなお庭を眺めながらお抹茶を頂く事ができる。
お庭の見学500円、お抹茶400円。
當麻寺の境内にあり、本堂とは別に500円の料金で拝観できます。
お抹茶を頂いたり、書院で写経をしたりといったオプションもあるのですが、今回はお庭を見せて頂くことを主目的に訪れました。
拝観コースにしたがってくぐり戸を抜けると、目の前に香藕園の風景が広がります。
山を借景にした東塔(国宝)と、そのまわりに広がる鮮やかな新緑の光景! 思わず息を呑むほど素晴らしいものでした。
ここは季節によって全く違った姿を見せてくれそうです。
境内では白藤が見ごろで、ぼたん園の牡丹も咲きはじめていて実に美しい姿でした。
當麻寺に来られる機会がありましたら、ぜひこちらにも足を伸ばされることをお勧めします。
綺麗な中庭を回った後に、抹茶をいただきました。
駐車場は、無人で500円、料金箱があります。
當麻寺の中之坊の庭園から昔見上げる東塔と庭の木々、花の姿には惹かれるものが有り、屋根瓦の苔の絶妙感も素敵です。
御寺では写佛体験も出来、有名な女優さん達の表した写仏も観られました。
名前 |
當麻寺中之坊 |
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ジャンル |
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電話番号 |
0745-48-2001 |
住所 |
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関連サイト | |
評価 |
4.3 |
周辺のオススメ

中之坊は當麻寺の塔頭、高野山真言宗。
御本尊の十一面観音立像(導き観音)は毎月16日に御堂の中で拝観できます。
普段は御堂の外から。
庭園「香藕園」は鎌倉時代に起源を持ち桃山時代に完成した。
さらに江戸時代初期、後西天皇迎えるために片桐石州が改修した。
極端に低い土塀で二段構えとし、東塔を借景とする。
ここからの東塔は良いですねぇ。
令和6年11月、紅葉と三重塔を見に。
今年だけで2度目の拝観。
初めて来たのは昭和の頃でした、それから何回来たのか?ここのパンフレットは6種類持っています。