城の中で最もエレガントなゲートです。
姫路城の二の丸に入るところに位置する綺麗な門。
【菱の門】表玄関で格式高い櫓門で、片側だけ石垣に乗る珍しい安土桃山様式の城門。
正面の冠木には、名前の由来となっている木製の「花菱」が飾られています。
菱の門右側から上山里曲輪へ続く石垣は【菱の門東方石垣】石垣上部の堀は白漆喰で塗籠められています。
菱の門右側から上山里曲輪へ続く漆喰壁は地形に沿って築かれており美しいカーブを描いています。
[2022.11.19(土)晴れ]
格式高い立派な城門です。
画像が悪くて見えにくいのですが、正面の冠木に、名前の由来となっている木製の「花菱」が飾られてあります。
この門をくぐり抜けたあとに見える白鷺城も美しいです。
有料エリア入城後、最初にくぐる門。
窓の作りに凝っていて、特に「華燈窓(かとうまど)」がイイね。
ヒシノモン(ヒシゲート)は、城の中で最もエレガントなゲートです。
リシノゲートは市内で最もエレガントなゲートです。
窓のリブは黒塗りで、金箔模様で飾られています。
(原文)Hishi no mon (Hishi Gate) is the most elegant gate in the castle.菱之门, 是城内格调最高雅的橹门。
窗棱由黑漆涂刷, 点缀着金箔花纹。
菱の門は、表玄関にふさわしい格式高い櫓門(やぐらもん)で、片側だけ石垣に乗る珍しい安土桃山時代の様式を残した城門。
二の丸の入口を固めた門で、両柱の上の冠木(かぶき)に木彫りの菱の紋があることから、この名前が付けられたとのことで、城内で最も大きい門です❗また、宮大工に代々伝わる、天星尺(てんせいしゃく)の寸法が書かれた特別な物差し📏 → 1尺2寸(36cm)を8等分した寸法:1マス4.5cmに区分けされた物差しがあり、財(ざい)・病(びょう)・離(り)・義(ぎ)・官(かん)・却(こう)・害(がい)・吉(きち)という8つの文字が書き込まれていて、姫路城🏯築城の時に宮大工によってこの天星尺📏が使われたそうです(^-^ゞ天星尺📏は、門や入口などの大きさ(高さ)を決める時に使われ、菱の門の間口の高さ(3m75cm)は「離(り)」という寸法になっています。
「離」は、離縁するとか、いろいろ縁のある方から離れてしまうこと。
→ この門をくぐる時に、戦いを挑んで入ってくると不幸な目にあう。
※但し、お城に勤めている武士達が同じようになるかというとそうではなく、忠義を尽くす人が入った時には全く影響が無く、野心を持った人が門をくぐろうとすると「離」という寸法が効力を発する。
すなわち、「離」の寸法の門を敵が通ると不幸がもたらされるように作られたそうです❗😱💦ちなみに、姫路城🏯で一番小さな門である「ほノ門」の間口の高さは1m60cmですが、菱の門同様「離」の寸法になっています❗(^-^ゞ
姫山・鷺山(城山)への入口を固める櫓門で、門の正面には蔀となる石垣と土塀があり、桝形構造になっています。
「菱の門」の名称は、鏡柱上部の冠木に木製の花菱が飾られていることに由来します。
鏡柱は1本の太い角柱のようにみえますが、実は板で覆った集成材のようなもので、板の合端を隠すために筋金具を打ちつけています。
外観は、一部を除き白漆喰総塗込めで、柱や貫、長押などの形がそのまま出ているのが特徴です。
2階の正面には黒漆に飾り金具がついた加灯窓・武者窓が配置されています。
入母屋の東西の妻は、西側が素木の木連格子、東側が白漆喰塗込めになっています。
The Hishi-no-Mon ( Hishi Gate ) is a yagura-mon ( a gate with a tower set on top ) that fortifies the entrance to the Himeyama and the Sagiyama ( Shiroyama ) hill. The stone and mud wall extending from the front of the gate acts as a screen that prevents those outside from seeing in. The area behind the gate is a masugata, a space where soldiers would assemble. The gate takes its name from the wooden flower enblems that decorate its lintels. Although the gate posts look like single, thick square posts, they are actually made of a material comparable to laminated wood that is covered in wooden boards. Each post is clad with metal strips in order to hide the edges of the boards. A conspicuous feature of the gate is that, apart from in certain areas, the exterior is completely covered in while lime plaster, and the shapes of its pillars, penetrating tie beam, tie beams, and other wooden beams are plainly visible. On the front of the second floor of the gate, there are bell-shaped kato-mado and rectangular musha-mado windows covered in black lacquer and adorned with decorative badges. The western gable of the gate's hip-and-gable roof is decorated with unpainted timber latticework while the eastern gable is covered with while lime plaster.
姫路城菱の門は、入城してまず最初に見える門です。
他のお城の門は頑丈で無骨なものがほとんどですが、白鷺城とも呼ばれる姫路城を象徴するような美しい門です。
白壁と黒漆に飾り金具の釣鐘型の窓、「華燈窓(かとうまど)」が印象的で、桃山時代の作風を今に伝えています。
木彫の「菱の紋」が付けられていることから、この名で呼ばれているということです。
名前 |
姫路城 菱の門 |
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ジャンル |
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電話番号 |
079-285-1146 |
住所 |
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関連サイト | |
評価 |
4.6 |
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さあ、本格的に場内を見学という時、まず現れるのがこの菱の門。
壮大な天守に相応しい立派な門。
天守とのコントラストが何とも言えず美しい。