遺跡の発掘中(2015/12)
都萬神社(ツマジンジャ)と国道を挟んだ西側の寺崎地区は、西都原古墳群がある西都原台地の中段域にあり、市街地よりも5~10m高い標高20mの丘陵先端に位置します。
この中段域には国分寺、国分尼寺もありましたが古代律令時代の行政の府、国府もあったことが発掘調査で明らかになりました。
当時の丘陵上には、朱塗りの柱と重厚な瓦屋根の建物が並び、古代日向の中心地であったと思われます。
古代の律令国家は地方を約68の国に分け、それぞれに大・上・中・下の等級があったようです。
近年の調査で政庁の構造が確認された国は伊賀・伊勢・三河・近江・美濃・下野・陸奥・出羽・美作・因幡・伯耆・出雲・豊前・筑後・肥前・肥後・日向の17例もあります。
現在も発掘調査が進行中で、今年度末には又何らかの発表があるものと思われます。
遺跡の発掘中(2015/12)
名前 |
日向国府跡 |
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ジャンル |
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電話番号 |
0983-43-3479 |
住所 |
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関連サイト | |
評価 |
2.8 |
国指定史跡ですが現在は発掘調査も終わっており、案内表示板のあるただの空地で展示物等は一切ありません。
発掘調査当時の写真(2019年1月頃)を見つけたのでとりあえず投稿しておきました。
(案内表示板が写っている写真は2021年6月撮影です。
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