自然に囲まれた生家は美しくて気持ちいい。
日曜日に若山牧水記念館に来たとき記念館から歩いてきました。
土砂崩れの影響で裏手の歌碑の方には上がれませんでしたが、生家の方はゆっくり見ることが出来ました。
週末なのに見学者もおらず、管理人さんもおらず、イタズラや入ってはいけない所に入ってしまう人はいないのかなど、こちらが心配するほどでした。
しかし、その分ゆっくりじっくり過ごすことができます。
ここで牧水が過ごしたかと思うと感慨深い物があります。
ふるさとの 尾鈴の山の かなしさよ 秋もかすみの たなびきてをりこの牧水生家の裏山の大石のところに登ると、尾鈴山系が真正面に見えます。
幼少期をここで過ごし、父が倒れた知らせを受けて東京からこの場所に帰ってきた牧水が詠んだ歌が、なるほど冒頭のものです。
自然を愛する歌人・牧水がここで育まれたのだなあと思いを馳せるのも一興。
対岸に牧水公園が整備された以外は、尾鈴の山なみも坪谷川の流れも、ほぼ当時のままです。
この風景を心に置いて、酒はしづかに飲むべかりけり。
名前 |
若山牧水生家 |
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ジャンル |
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電話番号 |
0982-68-9511 |
住所 |
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関連サイト | |
評価 |
4.0 |
小山を背にして眼下には坪谷川。
静観な地域です。