周辺のオススメ
![](./loading.gif)
スポンサードリンク
名前 |
物部守屋大連之顕彰碑 |
---|---|
ジャンル |
|
住所 |
|
評価 |
4.5 |
千歳山の千歳山公園登山口にある郷族物部弓削守屋氏の石碑です。
この存在は2011年、山形大学付属小白川図書館にある拓本で詳細が判明し、更に調査すると京都大学と宮内庁にも拓本が保存されてあることがわかりました。
千歳山麓のこの場所に、江戸時代「山形両所宮護摩堂」の「大仏堂」がありましたが、天保3年(1832年)に火災により焼失した記録が残っており、碑文に「山形県の有志のものが同村の千歳山に祭場を設け、一千首余の国歌を備え、守屋公の忠勇遺烈を顕彰するものである」と刻まれていることで、この場所に6世紀後半の人物である「物部守屋之顕彰碑」が建立されたと思われます。
表面の碑文は明治廿六年、建立月日は明治廿九年、宮内庁(天皇陛下)に石摺り(拓本)を献上し、当日の山形県知事から明治丗年に東村山郡役所宛に宮内庁御通達書写が拓本の裏面に添付されていることから、明治時代の石碑ですが、山形県の史跡として充分な価値はあると思いました。