こんな場所にサーキットがあったとは思えないのどかな...
多摩川スピードウェイ跡 / / .
2021年12月に堤防沿い観客席は取り壊されました。
ただし、遺構の一部については、最終的に市と国土交通省、保存を目指す有志でつくる「多摩川スピードウェイの会」の三者合意の元、堤防沿い観客席の横並び3席分、幅約3.3メートルを切り出し保管。
工事完成後の2022年春に、記念プレートと共に新堤防に埋め込んで常設展示されるとのことです。
こんな場所にサーキットがあったとは思えないのどかな場所です。
あるのはサッカー場と野球場のみで、唯一残るのはコンクリートにある四角い柱(?)の跡だけでしたが、2021年12月現在、スタンドの跡だったコンクリートが全て剥がされて山のように積まれています。
あとは水害対策のため強化堤防になるとか。
多摩川の東横線の下、戦前サーキットが、有りました多摩川の土手に観客席が遺跡として残っていましたが今、壊されています、どうなるのでしょう。
近年設置された記念プレートを見なければ、この一見ただの護岸構造物が日本初の常設サーキットの観客席だと知る人は少ないだろう。
80年前の姿がほぼそのまま残っているということで一旦は保存が決まっていたが、昨今頻発している大雨被害に対応すべく新たな堤防を築くために取り壊し埋められることになったらしい。
当初の予定では今年10月着工らしいが、11月6日現在工事はまだ始まっていない。
保存を訴える人たちの意見を入れて一部保存されるという話もあるようだが、さてどうなることか。
この地には、1950年代まで日本初の自動車レース場があったそうです。
いまはみるべき名残もありませんが、多摩川の土手の内側がいまでもレース場の観客席の形状をとどめているんだとか。
たしかに観客席っぽい形にはなっていますね。
いまでは近隣のファミリーマートからお弁当買ってきたひとがここで食べている姿を見ることがあります。
河川敷のながめはこの界隈はひときわきれいで、対岸の多摩川台公園の亀甲山のモリモリとした緑が目にも美しい。
多摩川の鉄橋の鉄道写真撮影にもこのあたりは人気です。
追記) このあたりの再開発や堤防強化の工事がはいるらしく、このスピードウェイ跡も撤去されてしまう可能性がでてきました。
多摩川スピードウェイの跡地がある丸子橋付近(川崎市・上丸子天神町地区)について、多摩川河川敷の堤防強化工事を順次進めてきた国土交通省関東地方整備局京浜河川事務所からは、2021年10月ごろに着工する旨、7月2日に通達が出されたようです。
あと3ヶ月しか見られない光景です。
名前 |
多摩川スピードウェイ跡 |
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ジャンル |
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住所 |
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関連サイト | |
評価 |
3.9 |
神奈川県川崎市中原区の東急東横線多摩川橋梁川崎側にあり存在した日本及びアジア初の常設サーキットです。
1936年5月に開業し正確な廃止は定かでは無いですが1950年代半ば迄は使用されていたみたいです。
現在は、サーキットの名残りの観覧席跡がありマラソンランナーや散歩者の休憩場になっています。