境内の標石によれば――坂本日吉神社当社御祭神 大山...
坂本日吉神社。
創建は神亀5年(728)、大山祇大明神の勧請から始まります。
その後、近江や比叡の日吉山王権現を合祀し、今の神社名になったと思われます。
海賊や蒙古退治において霊験があり、社域が興隆したそうです。
金松山のふもと、森の中に鎮守します。
かつては金松山の山頂を含め、広大な神域を誇っていたとか。
少し長い石段をのぼって参拝しますが、少しずつ森の中に入っていく様が、俗世から神域に徐々に足を踏み入れいてる感じがしてとても心地好いです。
門はありません。
石段を上りきるとすぐに境内と社殿です。
森の中だけあって静謐で落ち着いた雰囲気に満ちています。
建物もなかなか立派できれいです。
境内の南東から奥宮(境内社?)の衣更着神社と生目神社に参拝する道がつながっています。
両社とも歩いて数分の近い距離です。
名前 |
坂本日吉神社 |
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ジャンル |
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住所 |
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関連サイト | |
評価 |
4.3 |
境内の標石によれば――坂本日吉神社当社御祭神 大山積神 雷神 髙〓神大御中主神 大己貴神外二十五柱この神社は昔からあった大山積神社に弘仁十年九月滋賀県比叡山坂本にある日吉神社山王大権現の分霊を越智宿禰実勝が合せ祀ったもので入仏寺と八蔵寺が別当となり守護した。
後元弘の頃河野備後守通綱が御神徳をいただきその孫河野伊予守通政き延元四年九月二十一日伊予国四十四郡の一郡毎之新に日吉神社を坂本の本社より分霊を勧請して合祀し改めて坂本日吉神社と号すようになったが、此のお社は千年以上も前から此所におまつりされているわけである。
社の境内は五町歩余りあり終戦後は宗教法人となり各祭典も盛大に挙行されている。