ウォーキング途中に訪問。
山号院号 唐渡山遍照院宗派 真言宗御本尊 弘法大師高野山金剛三昧院の出張所御厩池の南側、六つ目山の麓の唐渡峠の東に位置する小さな寺院です。
当院の御本尊は弘法大師様で魔除け大師、厄除け大師とも名付けられています。
地元の方々は「唐渡のお大師さん」で親しまれています。
その昔、この辺りには悪魔や山賊が出没し万物に害する事が久しく続きました。
弘仁年中に弘法大師様が四国霊場を開山された折に、ここに来山され民衆の困苦を哀れみ七昼夜の間、真言密法を修め悪魔や山賊を唐の地に渡し民衆を安ぜられた。
その後、この地を四国巡拝遍路往来の道とされました。
その三年後、異僧が訪れ一夜の内に大師の尊像を彫り末代、四国巡拝の人々に道中安全、諸願成就の為にこれを安置せられました。
そして再び白雲上に現れ「今後この地を唐渡と名付け十方信徒発願により一寺を建立し四国巡拝分霊場となし、御本尊を魔除け大師、厄除け大師と名付け十方信徒当山に参詣せよ。
如何なる災厄、悪魔と言えども降伏せしむ。
」と云われたそうです。
かの異僧は弘法大師の化身であると言い伝えられ唐渡山の山号も大師自身が名付けられたものと云う。
四国巡拝道中に魔除け大師と名付けられているのは当山のみです。
天正十年に土佐の長宗我部元親の兵火にあい建物は焼失。
当寺の御本尊は御厩と福家の境近くの三つ池にあったものを村境の大岩の東に小さな堂宇を建てられお祀りしていました。
後に今の地に移し高橋繁一、高橋伊太郎が発起人と成り現在の遍照院を建てました。
後に高野山金剛三昧院の出張所と成り魔除けの御守札も三昧院より渡されたものを授けています。
名前 |
唐渡山遍照院 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
4.5 |
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いつもは車で通り過ぎてしまいますが、ウォーキング途中に訪問。
ミニ四国八十八ヶ所の存在を初めて知りました。
巨大な水道タンクの裏側から高松百景が見渡せます。