名前 |
万葉歌碑 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
4.5 |
元興寺境内を散策していると … 岩に刻まれた万葉歌に出会いました。
内容は、寺にはあまり相応しくない(?)女性を想う詩でした。
白珠(しらたま)は人に知らえず知らずともよし知らずともわれし知れらば知らずともよしあの人のことは誰も知らない(でも)知らなくていい誰も知らなくて、私だけが知っていれば(それがいちばんいい)知られないままがいいと、思っていて、後でいろいろ調べていると、この白珠には愛人や愛児の意味もあれば、この詩の場合は特に「自分自身」のことをなぞらえているとの解釈があるようです。
となると、あの坂本龍馬が少年の頃に作った粗削りな詩『世の人は、我を何とも、言わば言え、我がなすことは、我のみぞ知る』に通ずるものがあります。