名前 |
大元帥陛下之碑 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
4.0 |
「大元帥陛下駐蹕之處」(明治天皇駐蹕之碑)「駐蹕」とは天皇陛下が一時的にそこに留まれる事をいう。
この地は近くの稲荷神社を含め昔は墳墓であったようだが、ここは依然奈良ボーイスカウト第六団のスカウトハウスが在った所(今は無く草地になっている。
)時代的に明治天皇が陸軍の大演習等の際、留まれた地と云う記念碑です(明治四十一年建立)。
現地では「御野立所」または「ごしょらんば」と呼ばれている。
この時明治天皇に薩摩芋を差し上げお召しになった。
あまりにも珍しいので「これはなんじゃ」と仰せられたという。
この碑を建立したのは「坂の上の雲」でも出てくる陸軍大将、当時は参謀総長 奥保鞏 軍人としては政治とは無縁の有能な人だったようです、児玉源太郎の急折の後を継ぎ明治四十年陸軍参謀総長に就任。
因みに奈良(耳成山、芝屋、大塚山)において 明治四十一年十一月十四日 明治天皇が大演習御統裁後、飛火野にて開催の饗宴にご臨席、奈良公園のその位置に楠木三本と駐蹕記念の石碑(明治天皇玉座跡)があります。