三豊市詫間町積〔花の御前稲荷神社〕の鳥居の傍に芭蕉...
花の御前稲荷神社(積稲荷神社) / / / .
三豊市詫間町積〔花の御前稲荷神社〕の鳥居の傍に芭蕉句碑が建っている。
涼しさや直に野松の枝の形 芭蕉翁 車で行く道が分からなくて、県道232号線のバス停「積稲荷」から歩いて下りて行くことにした。
碑は文化3年(1806)の建立。
バス停の横の赤い鳥居に導かれて海に降りていく。
小さな祠のようなお稲荷さんがあるのだろうと思っていると・・・・。
本格的な建物がどーんと鎮座しており、かつては芸予諸島からも御参り客があったとか。
それが頷ける施設です。
次の集落から細いですが車道もあり、降りていけます。
名前 |
花の御前稲荷神社(積稲荷神社) |
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ジャンル |
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住所 |
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関連サイト |
https://kagawakenjinjacho.or.jp/shrine/%E7%A8%B2%E8%8D%B7%E7%A5%9E%E7%A4%BE-10/ |
評価 |
4.0 |
今を去る二百年前、天明七年丁未(1787年)十月に京都伏見稲荷大社本宮より、その分霊をこの地積ノ浦南浜に勧請祀した。
室町後期より稲荷大社の神霊を地方に勧請する風潮が起こり初め、やがてそれは全国津々浦々に流布して行きます。
そこで、この村の代表者三名が伏見稲荷大社本宮に赴き分霊の勧請を許され、この地に一殿舎を造営する事に成りました。
当稲荷大明神は鎮座以来霊験あらたかにして年々歳々と五穀豊穣を重ねたために祝福として穂積の浦とも呼ばれるように成った。
その後、家内安全、商売繁盛、芸能上達、陸海交通の守護神として繁栄します。
明治以後も何度か改修を重ねてきましたが太平洋戦争後は人心の荒廃と共に神威もようやく傾き夏、冬の祭礼にも参拝者が少なく昔の繁栄を考えると転た今昔の感慨を禁じ得ないものが有ります。
今回参拝させて頂いたの県道232号線沿いの赤鳥居(浦参道)から向かいましたが駐車場が無いので集落側の表参道からの参詣をおすすめします。
ここ花ノ御前稲荷大明神様は地元の方々意外は余り知られていませんがなかなかのパワースポットです。
目の前の海岸からの眺めも良いし是非参詣して見て下さい。
花ノ御前稲荷大明神神社後祭神 宇迦之御魂大神。