伏見桃山時代を築いたかっての日本の中心。
2023年4月1日訪問桜満開だった。
椿はちょっと遅かった。
びっくりしたのは人がたくさんいたことだった。
門前が伏見十石船の発着場になっているので、その流れで人が多いらしい。
唐風の山門(文化財)があるためか、中国か台湾の方が結婚式の前撮り的な撮影をしておられた。
こんな風に伏見を楽しんでいただけて嬉しい。
二胡の音色が境内に流れていた。
「ここの住職は商売っけがあるひとやからなぁ。
中国の人がようけくるんで二胡流しているのかぁ。
商売上手やな」とか思ったが、境内内で二胡の生演奏が行われいた。
かなり上手だったのでCDの音だと思ってしまった。
ブラーバ!龍野市で行われている脇坂安治展のポスターが貼ってあった。
なんで?と思ったが、ここは中書島、中書とは中国の王朝における官職名で、日本の朝廷ではこれに対応するのは中務少輔。
脇坂安政は中務少輔の官職をもっていたことから脇坂中書と呼ばれていた。
豊富政権時にここに脇坂家の下屋敷があったことからこのあたりは中書島となった、ということを思い出した。
脇坂家は最終的には播州龍野藩三万石の藩主になった。
つまりは龍野と中書島は「脇坂つながり」ということか。
うん中書島を大事にしてるやん。
と思って感心しました。
弁財天をご本尊とする長建寺は中書島駅から酒蔵、寺田屋旅館より手前に在ります。
特長のある唐風な山門が出迎えてくれます。
糸桜(しだれ桜)が見頃と聞き、お花見に行きました。
椿も綺麗でした。
濠川沿いの桜が見頃になると人が多くなるので、今はゆっくり見る事ができ、良かったです。
伏見は秀吉が伏見城を建て、伏見桃山時代を築いたかっての日本の中心。
江戸時代には大阪から淀川を上って来た舟の港街として栄えました。
長建寺は江戸時代が安定した頃に再建され弁財天を祀ってます。
弁財天は、延命、財富、音楽、知恵を司ります。
伏見に訪れたらなら是非、おすすめのスポットです。
この地域は、秀吉が伏見城を築いた時に開発され前の濠川(ほりかわ)は外堀でしたが伏見城の廃城と共に荒れ地となりましたが、江戸期の中頃1710年頃にこの長建寺も再建され、この辺りも物流の拠点として淀川を往来する旅人や船頭を顧客とする遊女町ができ、時を告げる釣鐘堂が活躍した様ですが現在は使われていません。
今はこの濠川沿いを散策すればまだ昔日の面影があり楽しめると思います。
京阪中書島駅をスタートでの散策では、まずは長建寺ですね。
こちらは弁財天様を奉られているお寺です。
以前は桜の季節は綺麗でしたが、今は桜の木が少なくなり、オススメ度は少し下がりますが、お寺としてはオススメです。
近くには坂本龍馬で知られる旅籠の寺田屋があります。
今は伏見と書きますが、昔は伏水と書いていた通り、美味しい水が湧き出ており、無料で飲む事ができますし、それ故月桂冠、黄桜の酒蔵もあり、お酒好きにはたまらないですよ!黄桜は昼はわかりませんが、食事もできますし、美味しい焼鳥もあります。
春の陽気に誘われて足を運ばれてはいかがでしょうか!
名前 |
長建寺 |
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ジャンル |
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電話番号 |
075-611-1039 |
住所 |
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関連サイト | |
評価 |
3.5 |
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中書島の弁天さん数年前にお参りさせていただきました、変わった朱色唐門中え進むと梵鐘が目に留まり其処に書かれておられた文字、南無遍照金剛と?此処長建寺は何宗さんでございます、真言宗醍醐派さん?対外南無大師遍照金剛なんだけど、時は流れて醍醐寺にお参り致して初めて醍醐派はそのように、唱えてられました。
南無弁財天。