新京極通商店街に面しているお寺です。
深草山を山号、明治初期の神仏分離まで石清水八幡宮にあった阿弥陀如来坐像をご本尊とする浄土宗のお寺で、1919年に西山派から分裂、独立した西山深草派の総本山。
天智帝勅願で奈良に667年創建された三論宗の寺院としてはじまり、のちには法相宗・興福寺の末寺となったものの、平安期には興福寺の蔵俊僧都が法然に寺を譲り、浄土宗の寺院となった。
鎌倉初期には京都・一条小川に移転し、1591年に秀吉の京都・寺町整備によって現在地に移された。
その頃、秀吉側室の松の丸殿が帰依し、実家の京極氏から境内地の寄進を受けている。
1880年頃には18の塔頭が立ち、境内は見世物小屋や芝居小屋でにぎわったが、天明、弘化、元治と三度の火災に遭い、さらに明治初期の廃仏毀釈、1872年から始まった新京極通整備のため、6500坪あった境内のうち、4800坪が公収がされた。
たびたび、火災に見舞われており、1932年の火災では恵心作の旧本尊・阿弥陀如来像、運慶作の四天王像などを失っている。
このため、現在の本堂は1964年に再建された鉄筋コンクリート製になっている。
洛陽六阿弥陀霊場六番札所のほか、ご本尊右の一言観音を主尊とする新西国三十三観音霊場15番札所、洛陽三十三観音霊場二番札所や円光大師法然上人二十五霊場20番札所、鑑知国師西山上人十六霊場九番札所、慈摂大師真盛上人二十五霊場六番札所になっている。
24/02/16、参拝。
大きな阿弥陀さんの前で手を合わせて座るなのやら落ち着くのがいいなあ。
京都・新京極のろっくんプラザ(三角広場)前に建つお寺。
門のところに大きな顔出しパネルがあるので観光寺院のようですが、実際は7世紀の創建になる由緒あるお寺です。
豊臣秀吉によって現在地に移されたのが天正19年(1591)。
小ぢんまりした現在の境内からは想像しにくいですが、最盛期には6500坪の敷地に18の山内寺院を有する巨刹だったとか。
現在は浄土宗西山深草派総本山。
普段は静かに参拝ができるお寺です。
それにしても顔出しパネルは違和感ありますねえ・・
誓願寺は天智天皇創建、春日の神が自ら造ったという阿弥陀如来像をご本尊とする寺である。
誓願寺の「誓願」という名は、仏は皆願いを持っているものであるが、阿弥陀の願いは諸仏の願いにすぐれて一切の人間を隔てなく摂取し給う願いである。
それで、その願いを賛美して天皇自ら「誓願」寺と名づけたという。
この阿弥陀浄土の信仰は天智天皇の時代に端を発するとはいえ、その信仰が盛んになったのは平安時代の半ばを過ぎた頃。
この極楽浄土の信仰に決定的な役目を果たしたのは恵信僧都源信であるが、「縁起」には源信が下山のたびにここに詣り、五十歳の時に五十余日とどまって念仏三昧を行ったとある。
誓願寺は、勃興しつつある浄土教の都における根拠地であった(京都発見2 77頁より)当初、仏教では女人と悪人は救われないと言われましたが浄土教は受け入れるという。
その浄土教の教えもあってか、清少納言や和泉式部が往生した寺。
そして秀吉の淀殿に次ぐ側室「松の丸」も最後にここで蟄居。
秀吉没後は、兄(一説には弟)高次の近江大津城に移り、のち誓願寺に閑居。
元和元年(1615)、豊臣家の滅亡とともに秀頼の子・国松公(くにまつぎみ:秀吉の孫)がわずか8歳で処刑されるとその亡骸を引き取り誓願寺に埋葬(HPより)。
以上のように清河寺の由来は女性にまつわるエピソードが多く、とても興味深いものなので、ショッピングのついでに一度立ち寄ってみるのも一興ではないかと思います。
新京極通商店街に面しているお寺です。
外国人観光客の方が、よくお参りに来られているのを目にします。
新西国三十三所の霊場であり、こちらには何度かお参りさせていただいています。
門をくぐると、左手に手水舎があります。
手と口を清め、本堂にお参りします。
本堂の外からも見える仏様は、とても立派です。
人が少ないので、のんびりと座ってお参りできるのが嬉しいです。
御朱印は、本堂に入って左の窓口で書いていただけます。
2023/4/21京都市内の繁華街に大きな阿弥陀如来様を祀った寺院が有ります。
天智天皇の勅願で、恵隠の開山、奈良に建てられたのが京都へ、そして1591年、現在地に移転、浄土宗西山派深草宗の総本山となる。
法然上人の流れや一遍上人の名前、又国宝の一遍聖絵の釈迦堂、鷹峯金連寺の四條道場からの阿弥陀如来様はここぞと思い参拝しました。
又清少納言や和泉式部が仏門に入り、極楽浄土に生まれ変わるお寺としても有名で、女性の参拝者が多く訪れます。
境内には自由に入れ本堂も開いてました。
丁度、住職のお務めの時間か、南無阿弥陀仏の唱えに合わせ、参拝者も並んで手を合わせました。
ご利益は芸事上達、扇子の塚も有ります。
女性は恋愛成就、一言観音様もいます。
一寸前までは隣に劇場、芸人も多かった様です。
じゃお後もよろしいようで👋
名前 |
誓願寺 |
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ジャンル |
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電話番号 |
075-221-0958 |
住所 |
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関連サイト | |
評価 |
4.2 |
洛陽三十三ヶ所観音巡礼、2番札所、拝観料無料、御朱印300円。