名前 |
松尾神社 |
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ジャンル |
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住所 |
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関連サイト |
https://kagawakenjinjacho.or.jp/shrine/%E6%9D%BE%E5%B0%BE%E7%A5%9E%E7%A4%BE-2/ |
評価 |
3.8 |
松尾神社は「老健五色台」を少し登ったところにあり、よく手入れされた鎮守の森(ひのき林)の中に鎮座されている。
この境内に立つと氏子(加茂町の東杉尾、西杉尾、仏願)の皆さんが、実にこまめに手入れされているのか感じ取ることができます。
祭神 ・大山咋神(おおやまくいのかみ) ・倉稲魂命(うかのみたまのみこと) 境内摂社の幸神社(さいのかみのやしろ)の祭神「大山咋神の名前の(くい)は杭のことで、大山に杭を打つ神、すなわち山の地主神であり、農耕(治水)を司る神。
また、倉稲魂命の名前の(うか)は穀物・食べ物の意味で穀物の神(古くから女神とされる)」 境内の横手に流れる谷には、この谷と松尾神社の由来を紹介した石碑が建てられています。
石碑には、「都谷の由来 昔この谷には真夏でも冷たい清水が絶えることなく流れていた。
この松尾神社を京都から勧請した三人が、盛夏この付近で開墾していたある時、疲労と熱渇を凌ぐため、この谷水を飲むと急に良い気持ちになり昼寝してしまった。
そして夢の中で、京都松尾大社(*1)の酒の神、大山咋神(おおやまくいのかみ)から「この地の米を用いこの谷水を汲んで酒を造ると不老長寿の美味な酒が出来る」というお告げを受けたと伝えられている。
この都谷こそ当松尾神社の最も大切な由緒ある聖地である。
」とあります。
(*1) 松尾大社(まつのおたいしゃ/まつおたいしゃ)京都市の四条通に鎮座。
酒の神として信仰の篤い神社。
境内でたまたまこの神社の支配人の方にお会いし、お聞きしたところによると神社の勧請は比較的新しく、今から約270年前の江戸中期とのこと。
また、この神社は他の多くの神社と異なり「官」や「権力」によって建立されたものでなく、一般の氏子の勧請によっているのが特徴とのこと。
また、桜のシーズンは特に綺麗ですから是非お参りして下さいとのお勧めがありました。